学校の様子

学校の様子

カニ給食!

12月3日(水)

学校近くにある県内有数の水揚げ港、橋立漁港の豊かな水産資源と漁業への理解を深め、児童生徒に郷土の食文化への誇りを持ってもらうことを目的に、橋立小中学校時代から毎年行われている「カニ給食」の日でした。県漁協加賀支所や地元魚商組合などのご厚意で行われ、今年で12年となります。橋立漁港で水揚げされた新鮮な香箱ガニが、児童生徒一人に1杯振る舞われ、子どもたちは大喜びで味わっていました。

この「カニ給食」は漁業関係者の皆様の多大なご尽力により支えられています。給食の前には、近年はカニの価格高騰や水揚げ量の変動によりカニの確保に苦慮されているという現状についても、子どもたちに伝えられました。命をいただくこと、そして地域の産業が直面する課題を学ぶこと、地元で水揚げされた日本海の冬の味覚を堪能することは、子どもたちの食や地域に対する理解を一層深める貴重な機会となりました。