今日のできごと R3

今日のできごと R3年度

3月16日 卒業式前日

 

とうとう6年生にとって最後の授業の日になりました。

6年生と一緒に集団登校できるのも、今日が最終日です。

卒業式の練習も最後。昨日今一歩だった部分を重点的に練習しました。これで明日は6年生に喜んでもらえそうです。

練習の最後には、2人に今年度の皆勤賞が贈られました。6年間皆勤も1人いました。

暑い日も天気の悪い日も、毎日頑張ったね。また、今年は登校班の班長としても下級生を守ってくれました。元気な体を支えて下さったおうちの方にも感謝です。

 

午後は、5年生以下全員で会場準備をしました。全員がきびきびと動き、短い時間で会場が整いました。 

教室や廊下、玄関も飾り付けられ、子供たち、先生全員が4名の卒業をお祝いする気持ちがあふれたものとなりました。

お世話になった先生方や、地域の方からも、温かいメッセージや素敵なお花をいただきました。

ありがとうございます!

もう一つ、卒業生にプレゼントがありました。

12月から石川高専の学生さんと一緒に考えてきた「夢の公園」の模型が遂に完成し、届けてくださいました。

まずは、6年生にお披露目。

シャイな6年生なので、あまり表には出しませんが、模型を見ながら「すっご」「なにこれ~!」とおもわず声が出ます。一緒に最終案を決めてから、模型を作る段階での学生さんたちのアイディアも入っていて「これ何ですか?!」と教えていただきました。平面で考えてきたものが立体になると、より現実味が増します。模型を見ると、さらにやりたいことがふくらんできた子もいました。

学生さんからも、「すべり台はある程度スピードが上がった方がいいと思ったから、高さをこんなふうにしたよ。」「迷路も入れて、複合遊具になったら面白いと思ってこうしたよ。喜んでもらえてうれしい!」と、製作上の工夫を聞かせていただき、盛り上がっていました。

6年生からは「想像通りであり、想像以上でした。」「高さとかがイメージできてうれしかったです。」「一生懸命作ってくださったことが伝わりました。」「自分達だけでは考えつかなかったものも含まれていて、すごいなあと思いました。」などの感想をお伝えしました。

学生さんからは、卒業する6年生に向けて、模型作りで感じたこと、6年生に伝えたいことをお話していただきました。計画どおりにいかないこともあるから、課題があったら早目に進めたほうがいいこと(試験もあって本当に大変な中作ってくださったようです)、この製作を通して、学生さんも楽しんでくださったし、勉強になったことなど、お一人お一人の視点でお話して下さり、子供たちの心に響いたと思います。「自分も小学校の時にこんなことがしたかったな」というお話もありました。 

この後、卒業式準備を終えた在校生たちも模型を見ることができました。

模型を通して、高学年へのあこがれ、専門知識を持った学生さんへのあこがれが強くなったのではないかと思います。

石川高専の先生、学生さん、貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました。