今日のできごと R3

今日のできごと R3年度

12月1日 石川高専の学生さんと交流

5,6年生が収穫感謝祭で発表した「刈安につくりたい理想の公園」を、石川高専の学生さんに、遠隔で見ていただく機会を持つことができました。

交流が決まってから、この日に向けて、各チームともさらにブラッシュアップしてきました。考えを詰めていくと疑問が出てきたり、意見が分かれたり・・・。「疑問をぶつけて解決案を教えてもらおう」「アドバイスも欲しいな」と、伝えたい内容もそれぞれで考えてきました。

学生さんは授業が終わって参加してくださるということで、いつ始まるかドキドキ・・・

ZOOMがつながり、笑顔の学生さんが映ると、途端に緊張!ですが、頑張って発表します。

A案チーム

カメラに向かって一生懸命伝えます。

聞きたいことを上手にまとめて伝えていました。質問したことに対してどんどんアイディアが出てきます。学生さんはさすがです。参考になる意見をもらうことができました。学生さんからは、「入り口から入るとすぐにすべり台の乗り口があって、公園に引き込まれるのはいいアイディアだね!」と言ってもらい、うれしそうでした。学生さんからの質問に対しても、頑張って自分たちの意見が言えていました。

熱心に聞いて下さる学生さんたち。うれしいです。

B案チーム

公園のアピールポイントを順に説明します。原稿なしで頑張ります。「ここはもう少し小さくします」など、最初に考えた案との変更点も加えます。

学生さんも熱心に質問してくれます。「芝生の広場以外の地面はどう考えている?」「トランポリンの下がただの地面だったら、みんなみたいに元気な子には危険かも」「トランポリンの下もトランポリンだったら安全だし、面白そうじゃない?」と、小学生にはない発想で意見を出してくれます。

C案チーム

分担して、公園の様子を一つひとつ説明していきます。「この部分は有料で」「津幡町の人、刈安の人で使用料を変えます」「夏には屋台をします。売り上げの一部は公園の管理費に」「星座のすべり台の電力は水力か太陽光で」など、管理を充実させる手立てを考えています。学生さんは「全体に気を配って考えられているね」「水力発電はダムが必要になるよ。水車で発電することを考えてみたらどうかな」とさらに良いアイディアをくださいました。

あっという間の30分でした。最後に、みんなで集合してあいさつしました。「刈安小学校に行きたいな」と言ってもらえ、「じゃあ、一緒に遊びましょう」「おにごっこがしたいな」と違う方向にも夢が広がります。

学生さんたちに意見がもらえて、公園計画がどうなっていくか、さらに楽しみです。

高専の学生さん、先生、ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

 

11月17日 源平しだれ桃植樹記念撮影

 ここ刈安小学校には、源平の戦いで有名な倶利伽羅地区があります。公民館や地域の皆様のお力で、地区内の龍ヶ峰城跡に毎年6年生が記念植樹をさせていただいています。植えるのは、紅白の花が1本の木に咲く「源平しだれ桃」です。

 今日は、公民館の方々が植樹して下さった木に各自のプレートを取り付けるために、6年生が龍ヶ峰城跡まで行ってきました。

各自のプレートを手に記念撮影。

すでに植えられている4本の苗木。誰がどの木にするのか話し合いで決めます。

木の成長を妨げないような取り付け方を教えていただきながら、一人ひとり慎重に。

無事終了しました。

今年植えたのは、道路に近い場所でした。上の方には過去の卒業生の苗木が成長中です。兄姉や上級生の名前を見つけ、嬉しそうに見ていました。来春に向けて、花をつけている木もありました。

子供たちと苗木の今後の成長が楽しみです。

11月17日 避難訓練

天候が不安定な中、晴れ空の下で避難訓練を行うことができました。

今回の避難訓練は地震を想定した訓練でした。同時に、刈安小学校の運動場も危険であることを想定して倶利伽羅駅まで二次避難を行いました。

まずは、一次避難です。揺れがおさまると、一時避難場所の運動場へ避難します。

児童は、静かに速やかに、運動場へ避難している様子が見られました。

すばらしいです!

 

 

次に、二次避難です。今回は倶利伽羅駅に避難しました。

校長先生を先頭に、中学年、低学年、高学年の順で一列並んでに避難します。

ここでも、誰一人遅れることなく、速やかに避難することができました。さすが刈安っ子!!

 

 

 

 

倶利伽羅駅に到着後、校長先生のお話がありました。「今回は倶利伽羅駅に避難しましたが、実際に災害が起こった時には、必ずしも、倶利伽羅駅が安全であるとは限りません。どこが安全か自分で判断することが大切です。」というお話でした。児童たちはしっかり話を聞いていました。

 

 

 

 

 

 

 

IRの社員の皆様、お忙しい中、駅の鎖を外してくださり、また駅を避難所として使わせていただき、ありがとうございました。

 

11月13日 学校保健委員会

収穫感謝祭が終わり、4限目には学校保健委員会が開催されました。

今年のテーマは「インターネットの安心・安全な使い方」です。

講師の方をお招きして、お話を聞きました。講演には、児童・保護者・教職員・町の保健師さんが参加しました。

 

 スマホ・インターネットに潜んでいる7つの危険性について学びました。具体的には、使い過ぎによるネット依存、ネットいじめ、誘い出し・なりすまし、個人情報漏洩、等に関することです。講演を通して、スマホ・インターネットは、勉強や友達とのやり取りといった、利便性に優れているだけでなく、危険がたくさんあることを知ることができました。また、安全に使うためには、ルールを決める、大切なことは直接言葉で伝える、ゲームで知り合った人に会わない、等大切なことも学びました。また、お家でアプリの設定や、フィルタリングを使って、児童が安全にスマホ・インターネットを活用できるようにすることが必要であることも確認しました。

 

講演の後には、町の保健師さんからご助言をいただきました。1歳6か月健診・3歳児健診の際に聞いている「メディアを1日2時間以上使用している人」の割合について、津幡町の現状を知ることができました。どちらの健診も石川県の平均に比べて、津幡町の平均はメディアを見ている子どもの割合が高いという結果が出ており、今日のお話で出てきたようなリスクに繋がりやすいため、気をつけましょうと話されていました。

 

今回の学校保健委員会で、児童と保護者の方々が一緒にスマホやインターネット等のメディアについて学ぶ良い機会となりました。ご参加いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。

11月13日 収穫感謝祭

今年の収穫を祝う「収穫感謝祭」を行いました。

普段お世話になっている地域の方、おうちの方が大勢来て下さいました。

今年は2部構成。第1部の始まりは、田んぼの学習の作文発表です。

各学年の代表が発表します。

2年生は初めての稲刈りのうれしさを、6年生は小学校生活最後の稲刈りで地域の方への感謝の気持ちがわいてきたことを発表してくれました。他の学年も、去年より上手になった自分、教えてくださった田んぼの先生方へのお礼の気持ちを伝えることができました。

つづいて、地域に伝わる「倶利伽羅峠の歌」を歌います。子どもにとっては難しい言い回しが多い歌ですが、さすが刈安っ子、しっかり歌えました。

 

歌の途中で、源氏平家それぞれの大将の口上が入ります。大将はもちろん6年生。

次は練習を積んだ源氏太鼓の発表です。いつもは地域の夏祭りで発表するのですが、今年は夏祭りが中止になったので、収穫感謝祭での発表になりました。源氏太鼓保存会の皆さんのご指導を受けて練習を積んできた成果を見ていただきます。

こばい(リズムをとる)は、細かいリズムを同じ拍子でずっとたたき続けます。大変です。

笛も、ずっと吹き続けるには、息の強さが必要です。

大きい太鼓の子供たちは、こばいと笛を聴きながら、リズムを揃えます。洋楽の拍子とは違うので、合わせていくのはなかなか難しいです。お互いに打つ様子を見ながら調整していきます。緊張して早くなりがちなテンポを一生懸命合わせています。

一生懸命頑張りました!第一部の最後に、学校の田んぼで収穫したお米と、そのお米で作ったおもちにカードを添えて、みなさんにプレゼントしました。おもちは町の和菓子屋さん「たかくら」さんが作って下さいました。

 

第二部は、学習発表会です。2年、3,4年、5,6年に分かれて、生活科や総合的な学習に時間に学んだことを発表します。

2年生はこの地域のために頑張っている「かりやすのすてきさん」について取材してきた成果を発表しました。

写真や文を自分で考えて、プレゼンにまとめて発表しました。はきはきと元気のよい発表は、さすが2年生。クイズの盛り上げ方も上手でした。観客のみなさんも笑顔で楽しんでいました。

3,4年生は、倶利伽羅峠について調べたことを発表しました。2人ペアでプレゼンソフトを作成し、前半・後半に分かれて発表しました。初めてのプレゼンでしたが、高学年の姿を見ているので、イメージはばっちり。ソフトを操作しながらの発表でも落ち着いていました。

高学年は、「自分の住みたい町」についての発表です。日ごろ使いなれているプレゼンではなく、今回は紙での発表にしました。自分の伝えたいことを「1枚に見て分かるようにまとめる」ということで、レイアウト・写真選びなど、頭を悩ませながら作成していました。発表も、あえて原稿は作らずに、自分の言葉で話すことにこだわりました。住みたい町のいいところだけではなく、デメリットも考えているところはさすが。

高学年の発表の大事なところは後半。それぞれの住みたい町の共通点を考えたところ、刈安のいいところにも気づくことができました。そして、病院やお店、公園があったらもっと暮らしやすのでは?!ということで・・・

理想の公園を3パターン考えました。星座のすべり台、全天候型の迷路、裸足で遊べる芝生・・・みんなの思いの詰まった公園案を、多くの方が熱心に聞いてくださいました。

ご清聴ありがとうございました!