今日のできごと R3

今日のできごと R3年度

3月10日 初めての卒業式練習

今年度初めての在校生卒業式練習がありました。

昨日のロングパワーアップタイムで、「どんな気持ちで卒業式に臨むか」を話し合いました。

「お世話になった感謝を伝えたい」「ありがとうの気持ちを歌や言葉、態度に表せるように頑張る」など、やる気いっぱいの子供たち。初の練習、どうでしょうか。

時間には全員集合していました。さすが!

まずは、座り方、立ち方、礼の確認をします。

音を立てずに静かにできました。

言葉の練習では、1回目から、周りと合わせはっきりと言えていて、すばらしかったです。

ほとんどの子が自分のセリフと順番をしっかり覚え、すらすらでした。

最後は歌の練習です。気持ちのこもる歌い方を確認して歌います。

初めてにしては、なかなかのでき。一人ひとりの近くに寄って聞いていても、どの子も一生懸命歌っています。ここが刈安っ子の良いところ。

音楽担当の先生からは「学年ごとに音楽室で歌っているより上手だよ。」とおほめの言葉をいただきました。でも、子供たちからは「まだ出せそう」「もっとよく歌えそう」という頼もしい発言がありました。

これからの練習、そして卒業式当日が楽しみです

3月10日 昔の刈安小は・・・

総合的な学習の時間に、3,4年生が昔の刈安小のことを調べています。

今日は、いつも高学年の学習支援で来ていただいている山崎欣子先生からお話をうかがうことになりました。

欣子先生は、刈安小で長年給食のお世話をしてくださっていたので、昔の刈安小のことをよく知っています。

3、4年生のお父さんお母さん世代の少し上の方をよくご存じです。

写真や様々な資料から、刈安小の児童数の変化や、校舎の変化についてはすでに学習済み。そこで生まれた疑問を今日解決できるといいな。

質問に答えていただく形で、いろいろなことが分かりました。

以前の木造校舎について・・・欣子先生の頃は、体育館が古くて大変だった。雪の日には、体育館を守るため、先生たちで体育館の屋根に上って雪下ろしをしたよ。

当時の制服は?・・・男の子は詰襟の制服、女の子は今と同じ形かな。寒い日は女の子もスラックスをはいていたよ。→女の子達は「いいなあ。暖かそう!」と反応していました。

給食で人気なのは?・・・一番人気はカレーライス!お変わりが足りないくらいに、みんなよく食べました。体育館の裏で育てた野菜を給食のメニューに加えてこともあったよ。みんなに安全でおいしいものを食べてほしくて、無農薬で野菜を育てていたよ。

当時の子供たちは?・・・元気いっぱいでした!バスケットボールで全国大会に出場したり、ソフトボールや駅伝、マラソン大会でもいい成績を収めていました。放課後にはグラウンドで野球そして遊んでいたよ。

お話を聞きながら、「いいなあ」「これは今の刈安の方がいいね。」と昔と今を比べて考えたり、「それだったら・・」と追加質問をしたりと、1時間いろいろ考えることができました。わかったことを用紙いっぱいに記録し、大満足でした。

欣子先生、ありがとうございました。

 

 

 

3月3日 島さん文庫

 

地域の企業である島製作所様から、今年もご寄付をいただきました。

子供たちが読む本と、体育用カラーマットを購入させていただきました。

今年は、全校児童一人ひとりが、図書館に置いて、みんなに読んでほしい本を選びました。

本がすべて届くまで、ワクワクしながら待ち、先月到着しました!

三冊希望を出したうちの一冊が選ばれているので、「あーっ!これこれ!」「やったー」と、自分が選んだ本をすぐに見つけられた子がいる一方、「多分これだと思うんだけど・・」と自信なさげに手に取る子も。

無事に全員の手に渡りました。記念に1枚。

もちろん、選んだ人が最初に読みます。うきうきしながら貸し出しを済ませ、早速本を開いていました。

他にも、子供たちが希望した本の中から「これもいいな」と思うものや、司書の先生や先生方が選んでくださった本を含め、島さん文庫ができました。

人気があって、現在貸し出し中のものが多く、一部だけですが。

3月になって、図書館は、卒業コーナーもできました。

島製作所様、ありがとうございました。

 

3月2日 最後の委員会

3月です。今年度最後の委員会、6年生にとっては小学校生活最後の委員会になります。

刈安小は小規模なので、委員会は「放送・保健委員会」と「図書・プログラム委員会」の2つです。

各委員会で、後期の振り返りをしました。自分たちの取り組みの良かったところ、改善したらいいことを出し合います。また、自分自身の仕事ぶりはどうだったかも話し合いました。

保健・放送委員会では、来年度の委員会活動につながることとして、「自分の当番ができないときには、あらかじめ誰かに頼んでおく」「お互いに声を掛け合い、助け合うことが大切!」という意見が出ました。

6年生が卒業した後、6年生の当番の部分を代わりにする人も決めました。自分ができるところに進んで手を挙げる姿や、「そこで大丈夫?(その時間に放送当番をするのは時間的に大変じゃない?)」と友達を思いやる姿に、次へのやる気を感じました。

最後に、6年生から下級生へのメッセージを伝えました。「委員長として大変なこともあったけど、みんなが協力してくれて、みんなのおかげで委員会活動ができました。これからはみんなで頑張って下さい。」という言葉に、下級生から拍手が贈られました。

 

図書・プログラム委員会は、来年度にむけて全校みんなにエコキャップ運動に協力してもらえる方法や、もっと本を借りて読んでもらうためにどうしたらよいかについて考えてみんなで話し合いました。今年度はいろんな取り組みをしたので、有効だった取り組みについても振り返りました。

最後の6年生から下級生へのメッセージでは、「全校が本をたくさん読む学校をつくっていってください。そのために、僕も本を読みます。」という言葉に下級生から拍手が贈られました。 

みなさん、学校のためにありがとう!

3月1日 石川高専の学生さんと交流 公園プラン完成

12月以来、久しぶりの交流です。子供たちは朝から何となくそわそわしています。

4名の学生さんが来てくださいました。今日もよろしくお願いします。3チームに分かれて活動が始まります。

前回発表した改善案に基づいて、いろいろ考えてきてくださいました。

手作りの木や建物、人、犬などの模型とともに、謎の紐が現れ・・・

紐についた印に合わせて、模造紙に貼り付けると、公園の外周が完成します。

各チームに聞いた公園をつくりたい希望の場所を地図で調べ、模型と縮尺を合わせてあらかじめ作ってきてくださったものでした。試験勉強の合間を縫って作って下さったそうです。ありがとうございます。

「僕らの土地は三角形やったん?」「こんなに広いなんて・・・」今まで画用紙の形で考えていた公園プランを、土地に形と広さに合わせて練り直します。

希望の土地では、計画していたもの全部は収まらず困っていると、「一番大事にしたいものは何?」と学生さんの助け舟が入ります。しかし「すべり台!」「プール!」とここでも意見が分かれます。

こちらのチームは予想より土地が広かったので、公園部分を狭くすることにします。学生さんが「「刈安の良さが出る公園」という希望だけど、刈安のよさって何?」と声をかけてくれて、刈安で受け継がれているものを披露するステージが追加されました。

このチームは、パーツを並べてメインのすべり台を作りました。「入り口が狭いけどどうしよう・・・」「入り口から足湯まで遠いよね」縮尺をそろえることで見えてくるものがあります。

学生さんが上手に意見を引き出してくださったおかげで、子供たちも、今までより意見が出せるようになりました。

あっという間に時間になりました。各チームが変更点を中心に発表します。

短い時間での発表準備だったにもかかわらず、どのチームもまとまって言えていました。

これをもとに、卒業式に向けて、学生さんが公園模型を作って下さいます。ますます楽しみになってきました。

ここからは、前回出した挑戦状「ドッジボール大会」です。

だんだん熱くなり、本気モードです。勢いのあるボールが飛び交います。みんな真剣で楽しそう。

今年度の交流はこれで終了です。石川高専のみなさんのおかげで、貴重な経験ができました。ありがとうございました。