今日のできごと R3

6月8日 6年考古学教室

 埋蔵文化センターの方々、津幡町生涯学習課の方をお招きし、考古学教室を行いました。

縄文時代の生活、縄文人のすごさについて学ぶことができました。

 縄文時代の人は、木のみや狩りで得た獲物を食べていた

ことは学習していましたが、まさか鍋の代わりの土器を作り出し

すりつぶすなどの道具を生み出し、料理していたなんて・・・。

 さらには黒曜石という固い石を矢の先や切るものとして

使用していたことも知りました。石川県では採れない石がなぜ・・・

縄文人は、助け合い・支え合い・遠方の人とも交流していたことが

               分かりました。 

  

 「本当に黒曜石は切れるのかな?」 いざ!………切れる!!

確かに角度によってではありますが、カッターのように切れました。

このような道具を発明し、生活をしていたなんて、かしこい!

 

 

 教科書で学習した縄文のくらしは、遠い遠いところのことではありません。

実は、この津幡町、さらに刈安でも遺跡はあるのだということを

教えていただきました。何と津幡町では140余りの遺跡があるのだとか。

決して教科書の中の話ではなく、自分たちの生活しているところに

縄文時代の生活も存在していたのです。そう考えると、「庭を掘ってみたく

なった」の声。時代のつながり、人間の生活のつながりを実感しました。

 さあお楽しみ!縄文人になりきって、勾玉づくりでおしゃれをしよう!

「楽しみ!」と目を輝かせました。しかし数分で「あー」「もう嫌や」

「手が痛い」「腰が痛い」「もうこれでいんじゃない?」と挫折の声が。

 現代人は、縄文人に学ばなければなりません。おしゃれを楽しむために

手間も楽しむ!便利になって、忘れてしまったことを思い出させてくれ

ました。でも、大丈夫です。実は、ちゃんと家でもっと磨く!と前向きで

                大切に大切に持ち帰りました。縄文人の心は、現代にも通じています!