今日のできごと R3

11月13日 収穫感謝祭

今年の収穫を祝う「収穫感謝祭」を行いました。

普段お世話になっている地域の方、おうちの方が大勢来て下さいました。

今年は2部構成。第1部の始まりは、田んぼの学習の作文発表です。

各学年の代表が発表します。

2年生は初めての稲刈りのうれしさを、6年生は小学校生活最後の稲刈りで地域の方への感謝の気持ちがわいてきたことを発表してくれました。他の学年も、去年より上手になった自分、教えてくださった田んぼの先生方へのお礼の気持ちを伝えることができました。

つづいて、地域に伝わる「倶利伽羅峠の歌」を歌います。子どもにとっては難しい言い回しが多い歌ですが、さすが刈安っ子、しっかり歌えました。

 

歌の途中で、源氏平家それぞれの大将の口上が入ります。大将はもちろん6年生。

次は練習を積んだ源氏太鼓の発表です。いつもは地域の夏祭りで発表するのですが、今年は夏祭りが中止になったので、収穫感謝祭での発表になりました。源氏太鼓保存会の皆さんのご指導を受けて練習を積んできた成果を見ていただきます。

こばい(リズムをとる)は、細かいリズムを同じ拍子でずっとたたき続けます。大変です。

笛も、ずっと吹き続けるには、息の強さが必要です。

大きい太鼓の子供たちは、こばいと笛を聴きながら、リズムを揃えます。洋楽の拍子とは違うので、合わせていくのはなかなか難しいです。お互いに打つ様子を見ながら調整していきます。緊張して早くなりがちなテンポを一生懸命合わせています。

一生懸命頑張りました!第一部の最後に、学校の田んぼで収穫したお米と、そのお米で作ったおもちにカードを添えて、みなさんにプレゼントしました。おもちは町の和菓子屋さん「たかくら」さんが作って下さいました。

 

第二部は、学習発表会です。2年、3,4年、5,6年に分かれて、生活科や総合的な学習に時間に学んだことを発表します。

2年生はこの地域のために頑張っている「かりやすのすてきさん」について取材してきた成果を発表しました。

写真や文を自分で考えて、プレゼンにまとめて発表しました。はきはきと元気のよい発表は、さすが2年生。クイズの盛り上げ方も上手でした。観客のみなさんも笑顔で楽しんでいました。

3,4年生は、倶利伽羅峠について調べたことを発表しました。2人ペアでプレゼンソフトを作成し、前半・後半に分かれて発表しました。初めてのプレゼンでしたが、高学年の姿を見ているので、イメージはばっちり。ソフトを操作しながらの発表でも落ち着いていました。

高学年は、「自分の住みたい町」についての発表です。日ごろ使いなれているプレゼンではなく、今回は紙での発表にしました。自分の伝えたいことを「1枚に見て分かるようにまとめる」ということで、レイアウト・写真選びなど、頭を悩ませながら作成していました。発表も、あえて原稿は作らずに、自分の言葉で話すことにこだわりました。住みたい町のいいところだけではなく、デメリットも考えているところはさすが。

高学年の発表の大事なところは後半。それぞれの住みたい町の共通点を考えたところ、刈安のいいところにも気づくことができました。そして、病院やお店、公園があったらもっと暮らしやすのでは?!ということで・・・

理想の公園を3パターン考えました。星座のすべり台、全天候型の迷路、裸足で遊べる芝生・・・みんなの思いの詰まった公園案を、多くの方が熱心に聞いてくださいました。

ご清聴ありがとうございました!