今日のできごと R3

1月27日 新聞講座

今日、北陸中日新聞の方による新聞講座があり、5年生が参加しました。

来て下さったのは、北陸中日新聞の松坂さんと島崎さんです。

まずは、新聞社の話です。中日新聞社は本社が3つあり、新聞を作るだけでなく、他にもいろいろな仕事をしているそうです。

次に、松坂さんから、新聞が読者へ届くまでの大まかな流れを教えていただきました。取材したら、短い時間で原稿を書かなければならないこと、原稿がそのまま記事になるわけではなく、直しの指示が入ること、編集会議で選ばれて初めて記事として新聞に載ることが分かりました。1日に集まった記事や写真のうち、記事は5%弱、写真は1%ほどしか新聞に載らないと聞いて、みんな驚いていました。

ここからは記事の書き方の話です。基本的な構成の大事なことは3つ。

  ①逆三角形 ②話は一つ ③さまざまな表現で

これは、普段、相手に伝わるように文章を書く時にも使えそうですね。

また、書き方として、「1文を短く」「結論を先に書く」「リードまたは本文第1段落に5W1Hがくるように」ということにも気を付けているそうです。

いくつか記事を紹介していただきましたが、どの記事も、確かにすべてが当てはまる書き方がされていました。

島崎さんは、取材をするとき、記事を書くときに心がけていることを話してくださいました。

スピードが大事なので、400字くらいの記事は30分で書くそうです。

5年生は

「あまり新聞を読んでいなかったけれど、今度からは家族と一緒に読んでみようと思った。」

「取材した記事のうち、少ししか新聞に載らないし、写真はもっと少ないと聞いて驚いた。」

「新聞の記事は最初に大事なことが書いてあると分かった。」

などの感想を伝えていました。

授業後、みんなで、中日新聞さんから頂いたワークシート(新聞記事から5W1Hを表にまとめる)に挑戦してみましたが、難しい・・・

記事を書く大変さを少し感じることができました。 

松坂さん、島崎さん、ありがとうございました。