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2022年10月の記事一覧
10月31日 5,6年生 石川高専と共同学習
1学期から進めてきた「夢のくりかランド」の学習について、地域の方に発表する日が近づいてきました。
発表用のスライドが完成したので、学習の過程を知ってくださっている石川高専の先生や学生さんたちに聞いていただく機会を作っていただきました。なんと石川高専に出向いての発表です。うまくいくかな・・・。
案内していただいた部屋は、昨日まで学園祭の展示に使っていた教室とのことで、学生さんたちの学びの成果がたくさん展示されていました。専門的な設計図や精巧なパーツに驚きました。
準備も整い、いよいよ発表です。まずは前半チーム→後半チームの順で、発表しました。
今まで交流を続けてきたことや、様々なオンラインでの活動のおかげか、全員それほど緊張する様子を見せず、無事発表することができました。
学生さんからアドバイスをいただきます。「はきはきしていて言葉がよく聞き取れたよ」「研究の発表と同じように、目的→過程→結果という順で発表できていたね。」というお褒めの言葉とともに、「最後に遊具をもう一度じっくり見る時間があってもいいのでは?」「画面から遠い人が指さしても分かりにくいから、近くの人に替わってもらうといいよ。」「「休める場所」お話が出ていたけれど、どんな風に過ごすのかの具体的なことが入ると、聞き手がイメージしやすいと思うよ。」などのアドバイスもたくさんいただきました。
次に、前回のCGの修正版を見せていただきました。画面が動く様子に、子供たちから思わず「おおっ~」と声が上がるほどでした。学生さんから修正箇所についての説明があった後、子供たちから感想を聞きました。「お願いしたことがかなっていてうれしい」「思った以上に良いものになった」「もし本当にあったらずっと遊んでいたいな」と満足そうでしたが、「もう一つの遊具にも屋根を付けてほしいです」など、さらに上を目指すお願いをしている子もいました。
学生さんからいただいたアドバイスをもとにスライドやセリフを修正し、完成したCG映像を加えて、11月5日の収穫感謝祭で発表する予定です。お楽しみに!
お話を聞いてくださった学生さんの中に、腕相撲チャンピオンがいらっしゃったため、最後に腕相撲で勝負。楽しいひと時でした。
石川高専の先生、学生さん、ありがとうございました。
10月25日 秋の遠足
今日は全校で秋の遠足に行きました。
雨の予報だったのですが、何とか持ちそうな空模様。
まずは県立図書館に向かって出発します。
バスは順調に進み、予定より早く図書館に着くことができました。
開館を待って入場!学級ごとで館内を回りました。新しい本、歴史を感じる古い本、様々な展示物・・・思い思いに館内をめぐりました。所々で興味のある本を見つけてはみんなで楽しむ様子も見られました。
後半はなぜか子どもの本のエリアに自然に集合しており・・・リラックスして本を読めるコーナーが充実していて、刈安っ子には「心が落ち着くコーナー」が人気で、人が集まりすぎていました。
読んでいる本の続きが気になる子は、学校図書館にリクエストをすることにし、図書館は終了。
続いていしかわ子ども交流センターに行きました。ここではプラネタリウムを見ました。
お弁当を食べて館内で遊びました。反射神経を測るゲームや自転車で発電する遊びなど、普段経験できないものがあり、楽しそうでした。
最後は21世紀美術館へ。ここでは縦割りグループで行動しました。有名な「スイミングプール」は水上からの眺めを楽しみました。「下はどうなってるの?」「行きたいな~」
21世紀美術館は外でも楽しめます。それを知っている子供たちは、特別展を回った後は次々外へ出て、屋外の様々な作品を楽しんでいました。あちこち走り回って管のつながっているラッパを探し、友だちと声を掛け合って楽しんでいましたが、時々見知らぬ人と話していることも。それも楽しみ方の一つです。
めいっぱい楽しんで、帰りのバスの中では疲れてウトウトする子もいました。芸術の秋・文化の秋を満喫した一日でした。
10月21日 マラソン大会
晴天に恵まれた今日、校内マラソン大会を開催しました。
子どもたちは2週間前から長休みの時間に校庭のトラックを走り、マラソン大会の準備をしていました。
その成果を発揮する時です。
走る前のみんなの目標は「自己新記録をだしたい」「1位を目指す」「学年記録を塗り替える!」などさまざま。
保育園の子どもたちや地域の方々、多くの保護者の方に見守られながら一生懸命に走ります。
≪ 1400m の部≫
≪1800m の部≫
≪2200m の部≫
全員が歩かずに、けがもなく最後までゴールすることができました。
みんな本当に一生懸命よく頑張りました、お疲れ様!
走った感想や目標達成できたのかは、改めて子どもたちにぜひ聞いてみてください。
10月20日 3年生 太陽の力を知る
3年生の理科は太陽の光の学習をしています。
今日の秋晴れを活用し、ソーラークッカーを使って目玉焼きに挑戦しました。
あっという間に白身部分が白くなり、目玉焼きらしくなっていきます。
鍋全体に熱がまわり、普通に調理するのとはまた違った温まり方でした。
15分ほどで完成し、みんなでおいしくいただきました。
太陽のパワーを感じることができたかな。
10月20日 プロとつながる遠隔キャリア教育授業
小規模校におけるキャリア教育として、企業と協働した遠隔での出張授業に参加しました。
本校は「モスバーガー」さんのご協力をいただき、「地元の食材を使っておいしい×〇〇なご当地バーガーを提案しよう」に挑戦しました。
事前に、食に関する問題についての学習、地元の食材の調査などを行い、グループに分かれてご当地バーガーを考えました。
ワークシートと原稿を完成させ、今日はいよいよモスバーガーさんにプレゼンします。遠隔授業には慣れてきた様子の子供たち。プロに自分たちの考えをうまく伝えることができるでしょうか・・・。
東京の本社や金沢の店舗から、4名の方が話を聞いてくださることになっています。
本社の窓から見える景色に「おおっ~東京だ~」と、遠隔を実感。
Aグループは「おいしい×環境に優しい」がテーマ。薬品と使わなくても育てられる「ひゃくまん穀」と「まこも」、糖度が高く栄養豊富な「能登栗」を選び、栗入りのパンで栗とまこも入りのお米をはさんだバーガーを考えました。能登栗も少ない農薬で育てている農園のものを選び、徹底的に環境に優しいものをと考えました。
モスバーガーさんからは「環境と栄養の両方を考えているのが素晴らしい」「商品化できそうなアイディア」と言っていただきました。
Bグループのテーマは「おいしい×地元の応援」。石川県と言えばの「能登牛」をメインに、津幡町の「おまん小豆」お隣かほく市の「かほっくり」を入れました。具材はレタス・厚めの能登牛・おまん小豆のあんこ・かほっくりの輪切りです。パンの上にかほっくりの皮をトッピングしてアクセントに。能登牛の生産者が高齢化していることも調べ、何とか消費量を上げたいとの思いです。
モスバーガーさんからは「能登牛はおいしいので、実現したら食べてみたい」という声があった一方、「厚さは具体的にどのくらい?」などの突っ込んだ質問もあって、プロの見方を知りました。
Cグループは「おいしい×インスタ映え」で金箔・能登牛・カグラモチ(もち米)を使いました。金箔と伸びるモチがインスタ映え抜群!能登牛を加えることで上品な味をねらいます。
モスバーガーさんからは「インスタ映えを考えるのはいいね」「金箔は値段的にはそれほどでもないので十分使えるよ」とアドバイスしていただきました。
最後は子どもたちからの質問コーナー。「一番売れる地域はどこですか」「マクドナルドを食べたことはありますか」「何時間働きますか」「一番人気の商品は」「ハンバーガーを作るのにいくらくらいかかりますか」に対し、「やっぱり東京。駅の構内にある店舗が一番売れている店だよ」「あります!商品を研究するためにも必要です」「正社員は8時間だけど、アルバイトの働き方はいろいろだよ」「モスバーガーが一番売れます」「一つの商品を開発するには何千万もかかる場合があります」と丁寧に答えてくださいました。
終了後の感想用紙には
採用されたらと考えるととてもワクワクした
モスバーガーさんから頂いたアドバイスを違うことでも使えるようにしてみたい
一番人気のモスバーガーを食べてみたい!
前のグループがいい提案だったのでプレッシャーがかかったけど頑張った
アドバイスをもらったおかげで気づけなかったことに気づくことができた
など、自分の思いをたくさん書いていました。
グループごとにしっかりと自分たちの意見を言い、また相手の質問にもしっかりと答えられる姿に成長を感じました。プロの目線で意見をもらえる貴重な機会をありがとうございました。
10月17日 町営バス乗車体験
今日は町営バスの乗車体験に参加します。
ありがたいことに新車のバスを準備してくださいました。
よろしくお願いします。
乗り方の説明を聞いた後、一人ひとり乗りこみます。整理券、忘れずに取ったかな。
5,6年生は津幡中で下車して、中学校の校舎を見学します。
その間、1年生とあすなろさんは津幡町の公共施設巡りをします。雨が強いのでバスの中からの見学で我慢・・・。
郵便局、町役場、シグナス、津幡駅、れきしる・・・「ここ知ってる!」「中で実験ができるよ」と、詳しい子たちもいました。津幡駅を利用する人の数が1日に5000人いると知って驚きました。金沢駅の次に多いそうです。
津幡中学校前のバス停で5,6年生が乗車。次は校舎の中に入って、授業を見せていただきましょう。
帰りは本来の九十九折ルートを通って学校まで戻ります。七野や竹橋といった普段通らない道に、1年生は興味津々でした。
学校に戻ってきてバスクイズ。バスが運休する日、バス車体のカラーの秘密、おそろいのナンバーなど、津幡町にいても知らなかったことを知ることができました。
質問・感想では「同じバス停でもバスの整理券の番号がちがったのはなぜですか?」「バスの中の取り残される人がいないように対策をとっていますか?」「次は乗り換えにも挑戦したいです。」「中学校へ進学したら今日教えていただいたことを覚えていて、安全にバスに乗りたいです。」などの声が聞かれました。
町営バスの皆さん、ありがとうございました。
10月16日 資源回収・奉仕作業
今日は、年に一度の資源回収の日です。
すっきり晴れ渡った空の下、朝早くから多くの保護者の方々・地域の皆様が学校に集まってくださいました。
校区の皆様が各地区の回収場所に出してくださったたくさんの古紙・段ボール・空き瓶・・・保護者の方々が分担して学校まで持ってきてくださいます。駐車場に車の列が並ぶのは、刈安小ではなかなか見ない光景です。皆さんの温かいお心が表れていて、本当にありがたいです。
皆さんのおかげで、予定時刻よりかなり早く回収を終えることができました。
続いて、奉仕作業に移ります。今年は窓ふきに加え、体育館上のお掃除もしていただきました。
子供たちと職員では手の届かない場所まできれいにしていただけて感謝です。場所ごとの連携プレーも見事でした。
窓ふきに合わせて、日頃お世話になっている地域の方が中庭の草刈りをしてくださいました。
たくさんの皆様のお力でより美しくなった校舎に、明日からまた刈安っ子たちの元気な声が響くことでしょう。
ありがとうございました。
10月13日 石川高専さんと授業
5,6年生は、総合的な学習の時間に「夢のくりかランドをつくろう」というタイトルで、石川高専の学生さんに教えていただきながら多くの人が楽しめる夢の遊具を考えています。
1学期には、みんなで考えながら遊具の模型を作りました。それをもとに学生さんが遊具のCGを製作してくださっていたのですが、いよいよそれが完成し、今日はお披露目です。みんなドキドキワクワク。なんと製作に2か月かかったそうです。
最初に学生さんからグループごとの意見をまとめて形にした3種類の遊具の説明を受けます。ただ外観を見るだけではなく、中に入ったり、段を飛び越えたり滑ったりも体験できるCGに「おおーっ」と声が上がります。
最初に見た感想では「想像していたよりずっと良いものになっていてびっくりした」「これから話し合って変えていくのが楽しみ」といった意見が聞かれました。
3グループに分かれて、それぞれの遊具についてのさらに「こうしたい」をお願いしていきます。「この遊具の高さはどのくらいですか?」「さっき動いていた時の目線の高さはどのくらいですか」「だとしたらここをもっと高くしてほしいです」「「ぶら下がる」の動きがないので入れたいです」・・・学生さんに質問しながら自分たちの意見を伝えていきます。最初は高さや動き、位置、みんなで楽しめるかといった、事前に確認した内容についての質問や意見がほとんどでしたが、みんなで考えを交流していくうちに、素材や安全性にも目を向けて変更をお願いしていました。子供たちの意見を上手に引き出し、具体にまとめてすぐにCGに反映させて下さる学生さんのスキルの高さにも驚きました。
「素材が木だと腐るよね」「プラスチックは?」「やっぱり傷みそう・・・」「木がいいなあ・・・」困ったときは専門の学生さんに助けてもらい「木はコーティングすれば大丈夫だよ!」と新たな観点を教えてもらっていました。
時間はあっという間に過ぎ、変更点を発表しました。「大きい子でも楽しめるように滑り台の角度を変えました」「目立ちすぎる色だなと思ったので、周りに合うよう空色にしました」「足りない動きがあったのでそれを付け加えました」「親子で一緒に滑れるように滑り台の幅を広げました」・・・「何のために変えたのか」をしっかりと伝えられる姿がとても素敵でした。
この後、みんなで伝えたことを変更して、いよいよ夢の遊具案の完成となります。楽しみですね。次回は刈安っ子が石川高専にお邪魔して、自分たちの発表を聞いていただくことになります。
石川高専の学生の皆さんと先生、今日もありがとうございました。
10月13日 秋の花壇整備
久しぶりにすっきりとした秋晴れになりました。
秋の花苗植えに備えて、春に植えた花苗を抜く活動を行いました。
源氏と平家に分かれて、仲良し花壇と源平花壇をきれいにします。
すくすく育った花々の中には、もはや茎が木のように太くなっているものもありました。「クリスマスツリーみたい!」と肩に担いで運ぶ子や、一人で何本も抱えて持っていく子など、どの子も楽しみながらも一生懸命作業をしていました。花苗を抜いた後は、マルチはがし・ピン抜き・残った雑草抜きと細かい仕事を最後まで頑張り、花壇はすっかりきれいになりました。
「もっとたくさんできるよ!」「次は何をすればいい?」とやる気いっぱいで頑張っていた1年生。
「次は箒ではこう」「ここもしておくね」と周りを見回して足りないところを補う動きをする中高学年。
一輪車に大量の花苗を積んで、花壇と草置き場を何度も往復してくれた6年生。
それぞれが自分にできることを精いっぱい頑張る姿は「りりしい」刈安っ子でした。
11月の収穫感謝祭の日に、春に向けて新たな花苗を植えます。この時にはおうちの方と一緒に植えます。楽しみですね。
10月5日 津幡町小学校体育大会
3年ぶりに町の小学校体育大会が開催され、刈安小学校の6年生も参加しました。
運動公園陸上競技場に到着し、ウォーミングアップをします。広さも地面の感触も学校の運動場とは違っています。
他の学校もそろい、全員で開会式をします。刈安小では見ることのない大きな集団。恒例の町歌体操は全体を半分に分けて行いましたが、それでも170名以上。それだけの集団の動きがぴったり合っている様子は壮観でした。
まずは全員参加の100m走を行います。一人ひとり目標タイムを超えられるよう全力で走る姿はとてもかっこよかったです。
その後は、1000m走・走り幅跳び・ジャベリックボール投げの3つの種目に分かれて自分の力を試しました。
学校対抗リレーは、笠野小学校・萩野台小学校・刈安小学校の3校合同チームで出場しました。バトンパスもうまくいき、いい勝負のリレーができました。
どの子もすべてが自分のイメージ通りにいったわけではありませんが、一人ひとりが自分のがんばったこと、力を発揮できたところに目を向けて、「やり切れた」「よかった」という感想を持っているところがとても素敵でした。
普段できない貴重な経験でした。お疲れ様!
10月3日 5年生国語 遠隔合同授業②
両校の作戦タイムを終え、いよいよ討論の日がやってきました。
どちらもちょっと不安そう・・・
両校の緊張が伝わります。前回見つけた、なるほ度アップの技を使って
討論するというめあてを確認します。さらに、新しい技が増えことをめざします。
メモのホワイトボードを頼りに、討論のスタートです。
テーマ:野生動物か幸せか?動物園の動物が幸せか?
野生動物は、自由に生きられる!生き方が学べる!という主張。
動物園の動物は、安全!えさがもらえる!という主張です。
相手から質問が変化球でとんできます。苦戦しながら、討論を進めました。
討論が無事終わると、審判役から講評です。
お互いの良かったところを伝えてもらいました。
さあ、大切なのは なるほ度アップの技が見つかったかどうかです。
「予想していない質問がくると困るから、いろいろ考えておかないといけない」
「相手の立場からも考え、両者の違いをはっきりさせなければならない」
という、やってみたからこそ分かった大切な技を見つけることができました。
討論は、3人では体験できなかった学習でした。三谷小のみなさんと一緒に
6人で学習したことで、とてもよい勉強ができました。
また、こんな機会があればいいですね。ありがとうございました。
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