今日のできごと R3

2021年6月の記事一覧

6月8日 6年考古学教室

 埋蔵文化センターの方々、津幡町生涯学習課の方をお招きし、考古学教室を行いました。

縄文時代の生活、縄文人のすごさについて学ぶことができました。

 縄文時代の人は、木のみや狩りで得た獲物を食べていた

ことは学習していましたが、まさか鍋の代わりの土器を作り出し

すりつぶすなどの道具を生み出し、料理していたなんて・・・。

 さらには黒曜石という固い石を矢の先や切るものとして

使用していたことも知りました。石川県では採れない石がなぜ・・・

縄文人は、助け合い・支え合い・遠方の人とも交流していたことが

               分かりました。 

  

 「本当に黒曜石は切れるのかな?」 いざ!………切れる!!

確かに角度によってではありますが、カッターのように切れました。

このような道具を発明し、生活をしていたなんて、かしこい!

 

 

 教科書で学習した縄文のくらしは、遠い遠いところのことではありません。

実は、この津幡町、さらに刈安でも遺跡はあるのだということを

教えていただきました。何と津幡町では140余りの遺跡があるのだとか。

決して教科書の中の話ではなく、自分たちの生活しているところに

縄文時代の生活も存在していたのです。そう考えると、「庭を掘ってみたく

なった」の声。時代のつながり、人間の生活のつながりを実感しました。

 さあお楽しみ!縄文人になりきって、勾玉づくりでおしゃれをしよう!

「楽しみ!」と目を輝かせました。しかし数分で「あー」「もう嫌や」

「手が痛い」「腰が痛い」「もうこれでいんじゃない?」と挫折の声が。

 現代人は、縄文人に学ばなければなりません。おしゃれを楽しむために

手間も楽しむ!便利になって、忘れてしまったことを思い出させてくれ

ました。でも、大丈夫です。実は、ちゃんと家でもっと磨く!と前向きで

                大切に大切に持ち帰りました。縄文人の心は、現代にも通じています!