人と地域を生かした道徳教育講座

10月31日(木)錦秋の候、本校ではいしかわ道徳教育推進事業「人と地域を生かした道徳教育講座」公開研究発表会を行いました。
多数の皆様にご参会いただき、貴重なご意見を頂戴いたしましたことに心より感謝申し上げます。また、石川県教育委員会の皆様には手厚く丁寧に継続的にご指導いただき、津幡町教育委員会の皆様には常に温かくご支援を賜りましたことに重ねて感謝申し上げます。頂戴いたしましたご意見を励みに、職員一丸となってさらに研究を進めて参ります。引き続きご指導をよろしくお願い申し上げます。

↓ 学び合いタイムでは、ご参会の皆様から、貴重なご意見を頂戴いたしました。

↓ 公開授業では、 重点1「問題意識を高める工夫・思考ツールでの対話の活性化」、重点2「深い議論へといざなう思考を深める発問」について提案させていただきました。

↑ 1年 うそをついた主人公に言ってあげたいことを役割演技で引き出し、対話を活性化しました。

↑ 2年 地域に伝わる伝統文化や生活に親しもうとする心情を育てる学習です。たいこを大人の人はどのような思いで教えているか、ゲストティーチャーのお話を聞いてさらに深めました。

↑ 3・4年道徳 インタビュー形式で対話を活性化しました。福祉施設でどのような思いで働いているのか、施設の方になり切って答えています。実際に総合的な学習で見学させていただいた「愛の風」で働いていらっしゃる、その方でなくては答えられないゲストティーチャーの思いを直接伝えていただき、深めました。

↑ 友達ってなんだろうということについて、じっくりと考えました。ずっと、先生と一緒に深めていく姿は、先生との信頼関係の証です。考えやすくするために、表情カードや言葉カードを選択しながら深めていきました。

↑ 5・6年公開授業 男女仲よくすることは、本当に必要なのか考えました。教材文の「すみ子」は、周りからはやし立てられても、「たかし」に「ことばのおくりもの」を書きました。どんな思いが込められていたのでしょう。また、「よけなことするな」という「一郎」や「はやしたてる」「たかし」と「すみ子」の言動はどこがちがうのか考えを深め、男女仲よくすることは本当に必要なのかそれぞれの思いを交流しました。

↑ 講師による師範授業。誠実な生き方について考えました。はじめは、大劇場よりもその男の子のために手品をしてあげたいという思いに共感していた児童であるが、「大劇場で手品をすることが夢なんだよ、そんなに簡単に夢をあきらめてもいいの」という問い返しに、多数の児童は、やはり大劇場で手品をする方に考えを変えました。この手品師は、どんな思いで男の子の前で手品師をすることを選んだのか、考えを深めていきました。

↑ 研究主任から研究概要をご説明いたしました。まだまだ研究半ばではございますが、私たちの研究をまとめました紀要とリーフレットをご覧ください。

↑ PTAの皆様には、たくさん助けていただきました。駐車場の誘導や受付、そして後片付けに至るまで教職員を支えていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。今大会での学びを、笠野っ子のよりよい成長の指導に生かしていきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。