〇〇をつける教師
おはようございます。雲が多い空からのスタート。午後からは晴れて、週末は暖かくなるとの予報。どうした12月。
今日も一日いい日でありますように。
ふと手に取った大村はま先生の著書「日本の教師に伝えたいこと」から・・・。
〇〇をつける教師
『四月の新聞には毎年のように、新卒の、若い教師の話として「私は新卒で、まだ何にもわかりませんが、子供が大好きです。それから愛情があります。熱意があります。この気持ちで、あこがれの先生の仕事をやっていきたいと思います。」というような言葉が載ります。まだ、新学期で、何事もおこらず「先生」「先生」と呼ばれて、楽しく夢中で、一日が過ぎている頃の話だと思います。ですから、これはこれでいいのですけれど、もう一人前の教師になったのですから、考えてほしいと思うことがあります。
今話された三つは、人間がみな持っているもので、教師特有のもの、それがあれば教師がやれる、というようなものではないということです。ごく当たり前のこと。それからどんな仕事をするにしても、熱意は必要です。ですから、愛情とか熱意とかは、ごく当たり前のこと。いい人であるということも、当たり前のこと。別に教師という専門職の資格とは言えないことでしょう。教師は、やはり、〇〇をつける人。〇〇を養う技術を持った人です。いい人だけでは、職業として成り立ちません。学校は〇〇を養う専門の場所であり、教師はそこを職場とする専門職であることを忘れないで、責任をしっかりと負っていたいと思います。よい人間を育てることは、家・学校・社会全体の仕事ですが、〇〇を養うことは、学校がその場です。その覚悟と責任感を持っていたいと思います。』
読んでいてなんとも心に突き刺さる、深い文章でした。この原点にもう一度振り返ることが必要ではないかと、この年になって思いました。
さて、この〇〇にはどんな言葉が入るでしょうか?ちょっと考えてみてください。
日に新た。Let's Begin!
みんなで創る、みんなの学校
今日も楽しく一生懸命
BE THE PLAYER
BE THE DREAMER
12月もあと2週間。早いものです。