|
【山岳部】令和6年度 第8回山行~白馬岳(小蓮華山まで)~
9月14日(土)~15日(日)の日程で新人大会前のトレーニングとして、白馬岳(2932m)へ1泊2日で登りました。しかし、天候悪化により、途中の小蓮華山(2763m)までとなりました。
コースとしては、栂池スキー場のゴンドラ・栂池ロープウェーにて、栂池自然園登山口まで上がり、そこから白馬大池山荘テント場まで歩いて1泊、翌日、サブザック(軽い荷物)で白馬山頂往復し、テントを撤収した後、同じ道を下山するという計画でした。実際には、2日目のサブザック行動時に、途中で引き返すこととなりました。
部員たちは、夏山大会の成果もあり、メインザック(重い荷物)での行動やテント設営、炊事などスムーズに行うことができていました。新人大会へ向けてのトレーニングとしては、体力的に物足りないものとなってしまいましたが、部員たちはそれぞれの成長具合を実感することができたのではないかと思います。
以下、部員の感想です。
今回の登山は新人体会前最後の登山でした。今回の登山も前回と同じく全部員そろっての登山だったのでよかったです。
1日目は、ゴンドラに乗った後テント場まで約3時間ぐらいのルートでとても楽なルートだと思っていましたが、大間違いでした。最初から急斜面が多く体力をもっていかれテント場に着く頃は疲れていました。テント設営、炊事は夏山の経験が生きていたのかとても正確で素早くできたので良かったです。この日は他の登山者がとても多く大変な一日になりました。
2日目は白馬に行く途中、部員の1人が体調を崩し、彼抜きの登山となりました。また、雨も強い中の登山となり目標の白馬まで行けず小蓮華山まで行った後引き返しました。下りでは登ってくる登山者が多く道を譲る機会がたくさんあり、その都度声かけをして道を譲れたので良かったです。ですが、まだ声が小さかったり、避ける場所を間違ったりすることもあったので新人大会ではそういうことを気をつけようと思いました。今回は全部員揃っての登山になりとても良かった一方、自分の行動に甘い点もあったので新人体会への課題としたいと思います。
《登山口にて》
《天狗原、徐々にガスが取れ、視界が開けてきた》
《白馬乗鞍岳山頂、視界はいまいち》
《白馬大池山荘が見えた。》
《白馬大池をバックに。池の水は思ったよりも冷たくなかった》
《2日目、小蓮華山で撤退し、大池山荘テント場に戻る直前。》
《白馬乗鞍岳より急登を下山中、天狗原がクリアに見えた瞬間》
《天狗原にて、ゴールは近いが、今回は元気、紅葉には少し早いのが残念》