2年生活動記録

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2年生DX出前授業

3月6日(木)総合的な探究の時間6、7限目に「2年生DX出前授業」を行いました。

講師は金沢学院大学情報工学部情報工学科 石川先生、藤本先生、小形先生、後藤先生です。

6限目は石川先生によるDXに関する講義です。

あらゆるものがアナログからデジタルに変わりつつある現代では、大量のデータを処理できるAIが普及してきている。

「AIを使う」「AIを作る」ではなくAIモデルを改造したり、組み合わせたりして、新しい使い方や応用分野を開拓していく人が求められているという話を聞きました。

生徒からも沢山の質問が出てきました。

後藤先生には具体的な大学での取り組み事例をもとに、質問に返答していただきました。

休み時間中も生徒は大学の先生方に熱心に質問をしていました。

7限目は小形先生による「プログラミング実習」です。

2年生約300名でプログラミングを一斉に行いました。

生徒同士教え合いをしながら、あっという間の1時間でした。

実習前は、プログラミングに苦手意識を持っていた生徒も笑顔で実習を行うことができました。

機械を自分の思うよう動かすためには、プログラミングが重要であるということを実感できました。

 R7年度本校は第3学年において、文Ⅱコースで情報Ⅱが開講されます。総合的な探究の時間または情報Ⅱの授業において、本日学んだことを活用していきます。

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1年生活動記録

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課題と向き合う方の講話~「総合的な探究の時間」の取組

令和7年6月11日(水)7限目1年生の総合的な探究の時間に「課題と向き合う方の講話・座談会」を行いました。

課題と向き合っている3名の方に、3会場分かれて講話そして座談会をしていただきました。

➀小松こども食堂代表 日野 史 さん

小松9ヶ所の子どもの食堂の代表をされている日野さん。こども食堂に来る人を来やすくするために、誰でもウェルカムな場所づくりに取り組んでいる。こども食堂だけでなく、お寺でラジオ体操、食品パントリー、能登での炊き出し、物資配送、姉とミュージシャン活動、万博での法話、カフェ活動など様々な活動を精力的に行っている。

食品の3分の1ルールにより、食べられる食品も業者は廃棄しないといけない事態が発生している。食品ロスを防ぐことや本当に物資を欲している人のために、20社以上と物資の契約をし、物資の提供を行っている。

日野さんの目標は子ども食堂をなくすこと。ボランティアにも限界がある。子ども食堂が無くなっても繋がっていけるような社会になってほしい。地域には頼っていい人がいる。また逆に手を差し伸べことができる人になってほしいと語られた。

生徒の感想(抜粋)です。

・平等と簡単に言う事はできるけど実現すことは難しい。それを実現しているので見習いたいなと思った。

・子ども食堂の大切さと日本の食品ロスの現状を知ることができました。私も子ども食堂の活動に参加して見たいと思いました。

・今の日本の現状を改めて実感し、この日本を変えていかないといけないなと感じた。

 

➁SHINTO代表 野々市明倫高校卒業生 竪帯 幸史朗 さん

竪帯さんは野々市明倫高校2018年の卒業生。高校生の時はみんなと一緒 “普通” の高校生。でも他の人とちょっと変わったことをしたいと思い、日々小さな挑戦をしていた。高校時代は英語部の部長、生徒会の委員長、チャンピオンカレー商品開発。大学時代は海外留学、海外旅行、起業に挑戦。まず目の前の興味があることを掴んでみる。クロワッサン×ワッフル=クロッフルのキッチンカーから始め、テイクアウト専門店「ごきげんようクロッフル」を開業。

失敗することもあるが、後悔はない。日々しんどいの連続。それでも挑戦する理由は“知らない世界を少なくしたい。たくさんの人に出会いたい。今しかできないことをしたい” 高校生の今だからできる行動の価値「失敗してもいい」という特権。一歩踏み出せば未来は絶対に変わる!と語られた。

生徒の感想(抜粋)です。

・何事にも挑戦するときはとりあえず目の前の興味のあることに取り組んでみたり、失敗してもいいから今だからこそできる挑戦をすることが大事だと学びました。

・失敗しても成功するための種になっているんだと思った。

・失敗を恐れずにたくさん挑戦したい。

 

➂野々市明倫高校教諭 坂下 政直 先生

1月1日の震災後4月から故郷輪島に戻り、輪島高校の教員として1年間生活をしていた坂下先生。断水生活、震災の影響、発災後の生徒数の変化、校舎の使用制限についてなど現地に行かないとわからない現状を赤裸々に語られた。 

坂下先生の当時の担当は生徒課。学校行事もすべて1から。生徒が自ら考え行動して今まで以上のものを作り上げていた。またあらゆる団体から支援の声もいただくが、ミスマッチもたくさんあった。

能登をボランティアにいく場所にしたくない。自然豊かな地域として、たくさんの人に観光に来てほしい。復興(元に戻す)ではなく、さらに魅力ある地域にしていきたいと語られた。

生徒の感想(抜粋)です。

・自分も故郷を大切に思う気持ちを大切にしようと思いました。

・これからは誰かのために動ける人になりたいと思った。

・能登を支援するために訪れるのではなく、観光目的で行ける日が来るようになればいいと考えた。またこれまでの能登を超えられるよう、応援したい。

 

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