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【山岳部】令和6年度石川県高等学校新人体育大会登山大会
9月18日(木)~20日(土)にかけて、富山県の立山山系を会場に県新人大会が行われました。
初日は、国立立山青少年自然の家で、装備審査・設営審査・インスペクション(筆記試験)・炊事審査・計画書審査が実施されました。2日目は登山行動日で、天候悪化の予報を受けてコースが短縮されはしたものの、立山室堂から雄山を往復する登山が実施されました。ここでは、体力・歩行技術・読図・行動記録・装備に関する審査が実施されました。
今回は直前のハプニングもあり、少し準備不足の感じがありましたが、多くの処で課題が浮き彫りとなりました。一方、「行動記録」は今まで不備が多かった審査項目でしたが、今回は不備なく終えることができました。
来年度の総体へ向けて、より体力の強化を図るとともに、今回の課題を改善していきたいと思います。結果は4位となりました。
また、閉会式では、8月に実施された夏山大会の表彰も行われ、「優秀校」として表彰されました。
以下、参加した部員の感想です。
自分は今回初めて大会にB隊で参加することになって気づいたことがたくさんあった。まず始めに今までA隊では、テント設営などの時に他の高校の様子をあまりみる機会がなかったけど改めて他の高校をみてみると、チームワークが良い高校や一人が指示をたくさんだしてそれを主体に動いている高校もあったので参考になる点がいくつもあった。炊事では、満点だったけど自分がナイフで手を切ってしまったため危なかったシーンがあったので今後ナイフは一切持たないようにしたいと思った。二日目では、本来決めてあったコースよりも天気の影響で短縮する形になったけど、自分は明倫のB隊をみていて特に歩き方に気になる点はなくて挨拶もしっかりとしていたのでよかった。今回の新人大会を通して学び気づいたことは一人一人が役割分担をするということ。この点を活かして次の総大に向けて頑張りたい。
今回の新人大会は4位という結果を収めましたが過去最悪と言って良い結果でした。元々計画書作りが遅すぎてろくに練習出来なかったり、テントの設営練習でポールを折ってしまったり、準備段階から失敗の予感が漂っていました。そしてほぼ全ての審査において何かしらのやらかしがあり、減点されすぎて1位と8.8点差の87点となりました。読図と記録書が前回より良かった点はぎりぎり褒めることが出来る点なのかなと思います。初めてとはいえ自分でも酷い結果だと思うので日々の練習をしっかりやることが重要だと改めて学んだ3日間でした。
初めての新人大会でどんな感じなのかと心配していたけど全然きつくなく楽しく過ごせてよかったなーと思っています。雄山では風がとても強く飛ばされるかと思ったけど無事登りきり、下ることができて良かったと思います。今回の先輩たちを見ていて僕もそろそろ自分でしっかりできるようにしていかないと、と思ったので頑張りたいと思います。特に明倫山岳部が弱いインスぺクトを頑張りたいと思いました。まだ夏山や総体があるのでそこで力をつけていきたいです。
新人大会において野々市明倫高校山岳部は第4位という結果に終わった。その結末を迎えるまでの出来事を振り返ろうと思う。新人大会1日目、我々は開会式を行った後、装備審査が行われた。審査員の方からマッチを提示するよう言われ、私はマッチを自分のザックから探した。しかし、鍋の中に入れてきたことを忘れており、焦ってザックの中身をほとんど出す奇行に走った。その後はテント設営審査が行われ、未完成のまま時間切れとなった。その後はインスペクションが行われ、私は気象問題を解いた。結果は散々だった。その後は炊事審査があり、カレーライスを作った。これは上手くいき、レベルの高い合格点を超えるカレーライスを美味しくいただいた。夜は暑く、寝袋は枕にして眠りについた。新人大会二日目、テント撤収後に車で立山駅に向かった。ケーブルカーとバスに乗って行き、室堂に着いた。山頂は霧に覆われており、ルート変更を余儀なくされた。読図ポイントを見つけながら歩いていき、一の越に着いた。ペースはかなり早かった。余裕で付いて行けるようになりたい。一の越付近では風が吹き荒れており雄山まで行って下山となった。下山はかなり早かった。登りで本気を出せば良かったと思う。室堂に着いた後地図に読図ポイントを書いて計画書と共に提出した。装備品審査も行われた。国立立山青少年自然の家で風呂と食事を済ませ、他校と交流をした。人間知恵の輪は楽しかった。夜は暑く、上下の服を脱いで、掛け布団は使わなかった。三日目の朝に閉会式が行われ新人大会が終わった。やることの全てが上手くいかなかったように思えるが第4位という結果になった。実質最下位のようなものであり、反省点は数え切れないほどある。来年の総体では新人大会の反省を活かして良い結果になるよう頑張りたい。
今回の新人大会では全体的に見て反省点がとても多かったと思います。室堂から浄土山へ行かずに直接一の越まで行ってそのあとに雄山までしか行ってないですけど、個人的には体力面では僕はまだ余裕があったのでそこはよかった点だったと思います。反省点はまずチームワークがあまり取れていなかったなと感じました。テント設営の時の声かけや歩行中の間隔などチームワークをとってお互いにカバーできるように取り組んでいきたいです。あと、僕が指示を誤解してしまい行動が遅れてしまった時があったので他のメンバーと指示の内容を確認するということをこれから意識していきたいです。
登山日の天候は悪く、室堂ターミナルに着く時点で雲が雄山にかぶさり、登山を安全にできる状況ではなく、これからどうするのかと悪天候の経験がないが故にに思っていました。それから浄土山には行かずに、一の越から雄山となり、風に注意した方が良いと聞いていたものの想像よりも強く、この中で山を登るのかとそのときは少々不安を感じています。そこから黙々と風を受けながら登り、雄山に着くと、すぐに終わってしまいました。今回の登山はすぐ終わりましたがこれからも山に登るため、悪天候での行動を踏まえつつ、また登山の経験を増やしていきたいと思います。
《2日目、立山室堂にて。第6回山行、夏山大会と合わせ、今年3回目の室堂》
《雷鳥沢方面、一の越手前から。意外と天気は悪くなかった。》
《登るにつれて、頭上の雲が迫ってくる》
《下山後、雲はかなり下がってきていた》
《3日目。国立立山青少年自然の家にて。賞状は夏山大会のもの》