【山岳部】令和7年度 第3回登山~白山別山チブリ尾根避難小屋~
5月23日(金)~24日(土)の日程で、今回県総体の登山コースとなる市ノ瀬・別山道(チブリ尾根)の避難小屋(1900m地点)まで登山を実施しました。
5月23日(金)は授業終了後、学校を出発し市ノ瀬野営場にて宿泊。翌日24日に登山活動を行いました。
今回は、チブリ尾根避難小屋までのルート確認と雪上歩行練習が目的でした。避難小屋周辺の斜面でロープなども使用してトレーニングを行う予定でしたが、避難小屋に到着する直前で弱いものの雨が降り始めたため、念のために樹林帯まで標高を下げて、滑って落ちても大丈夫(すぐに停止する)な斜面で、短時間の雪上歩行練習を実施しました。1年ぶりの雪上歩行ということで、足を滑らせる様子も見られましたが、徐々に歩けるようになっていました。また、久しぶりの重いテント泊装備に苦労している様子も見られ、下山は雨で登山道がぬかるむ箇所も多く、雪のないところでのスリップも目立ち、歩行に課題が残りました。
↓以下、部員の感想です。
今回、総体に向けて1泊2日の別山に登りました。初日はテント場で炊事(バターチキンカレー)をしました。味の感想ですが、焦げ臭かったです。最初に強火にしたのが間違いであることにも気付き、食材なども登山向きではないことも分かりました。最初で最後のバターチキンカレーは微妙でした。炊事をした後、夜9時頃に就寝しました。
翌朝はテントを片付けた後、別山に登りました。朝起きて、テントを撤収し準備万端になるまでの時間が遅かったです。登山の面では、やっぱり別山は登っていて面白くはありませんでした。ずっと景色が見えなく、ひたすら体力と精神力が削られるような感覚に陥り、部員の皆も顔が死んでいました(笑)。途中、雪が積もっているところもあり、自分も含めほとんどの人が転んでいたので、雪の上の歩き方も意識しないといけないことが改めて分かりました。目的の小屋付近は景色が最高でした。全体的に楽しかったですが、リピートはしようとは思いませんでした。来週も別山に登るので、今回分かった反省点を繰り返さないように気をつけたいです。
《標高1400m付近、本格的に残雪が現れはじめる》
《下山直前、雨が降る中で雨具を着て避難小屋をバックに。晴れていれば背後に白山が見えるはずなのだが…》
《標高1750m付近の谷状地形でトラバース(斜面を横切って歩く)の練習。滑り落ちてもすぐ停止する地形で、あえて急傾斜を選んで歩く。》
《標高1050m付近の登山道脇。サンカヨウ(中央大きな葉)とニリンソウ(右下の小さな葉)の群生がきれいでした。》
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◇「不登校児童生徒の保護者のための支援ガイド」について
石川県教育委員会作成のガイドブックです、次のリンクからご覧ください。 https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kyoiku/gakkou/documents/r06shiengaido.pdf