宮っ子通信

こころと手話で言葉をつなぐ!~4年生・ゲストティーチャーから学ぶ~

 6月に「アイマスク体験」「車いす体験」 を実施し、自分たちがやってみることで障がいのある方々に寄り添い、「自分たちにできることは…」という思いを持ち始めた4年生。

 7月9日(金)には、聴覚に障がいのある方においでいただき、お話を伺いました。「これまでは、『口形』から相手の話を読み取り会話ができていたが、コロナのためにマスクをするようになって、不便なことが植えた」ようです。この時間は、通訳の方も含め、マウスシールドを付け、距離をとってお話をしてくださいました。

「耳が聞こえにくいのは不便だけど、不自由・不幸ではない」、「たくさんの人が理解して、支え合うことが大事」とおっしゃったときの表情は明るく、ひととしての生き方を教えてくださった気がしました。

 子どもたちも、この日のために手話を練習して自己紹介したり「幸せなら手を叩こう」のうたを披露したりと、充実した時間を過ごすことができました。

 ふり返りには、「人の役に立つ仕事をしたい」という内容のものが多く、一つ一つの出会いが心の成長につながっているのを感じます。