日誌

令和5年1月18日(水)図書館講座

 令和5年1月18日(水)、図書館講座が行われました。図書館講座は①本に関する講演を聴く機会を提供する②授業とは違う先生の一面を見つけてもらうという2点を目的として毎年開催されており、生徒の読書意欲を喚起するきっかけとなっています。  

 今年度は「感動を共有」というテーマで国語科の中川先生が講演を行いました。「本を読まないということは、そのひとが孤独でないという証拠である」という太宰治の言葉を紹介し、自身の読書経験について話した後、以下の四冊の本で覚えた感動を共有しました。

 

1.恋する伊勢物語 俵万智

2.おいしいコーヒーのいれ方 村山由佳

3.高校入試 湊かなえ

4.屋根裏の散歩者 江戸川乱歩

 

 生徒からは「私もお気に入りの本を見つけたい。図書室に本を借りに行こうと思う」、「先生が楽しそうに話していたので、読書の楽しさがとても伝わってきた。あらすじを聞いただけで興味が湧いた」など前向きな感想をたくさん聞くことができました。また、「自分のおすすめの本をいろいろな人に紹介して感動を共有したいと思った」という感想もあり、感動の連鎖が期待できそうです。図書館講座翌日には、「先生が紹介していた本を借りてきました。読み終えたら、感動を共有します」、「あの後、家に帰って読書をしました」などの感想も生徒からありました。図書館講座は生徒が本に触れるきっかけとなったようです。

 

講話に耳を傾ける生徒の様子

自分のおすすめの本について話し合う生徒の様子