学校長挨拶

こんにちは、門前高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

 令和7年度より門前高等学校校長を拝命いたしました畠洋介(はたようすけ)と申します。どうぞよろしくお願いいたします。私は昨年度までの3年間を教頭として務めておりました。この3年間は折しもコロナ禍及び令和6年能登半島地震、奥能登豪雨災害といったうち続く災害に見舞われましたが、保護者や地域の方々を始め、県内外の同窓生の皆様や全国各地の方々から温かい励ましとご支援を受け、教職員と生徒が一丸となって復興に向かって進んで参りました。まだまだ志半ばですが、いただいたご恩を忘れず門前高校発展のために精進して参ります。

 

 

 門前高等学校は、今年で創立77年目を迎えた伝統校です。この間本校は教育熱心な地域の熱意に支えられ、世に多くの有為な人材を輩出してきました。昨年度は3年目の節目となる輪島市高校魅力化プロジェクトによって大きな成果が現れました。部活動では、野球部が山下智茂野球指導アドバイザー(本校卒業生・元星稜高校野球部監督)のご指導により着実に実力をつけ、54年ぶりとなる県大会ベスト8入賞(夏・秋)を果たしました。また、本校初のプロ野球選手(塩士暖・ソフトバンクホークス投手)も誕生しました。その他にもソフトボール部、バスケットボール部、ソフトテニス部、吹奏楽部、茶道部、美術部、郷土芸能同好会も活動しており、技術の向上と人間形成に努めています。奥能登の少子化の影響を受けた入学者数の減少は慢性的な課題ではありますが、ここ数年は輪島市外や県外からも生徒が入学してくるようになってきました。

また、学習指導、進路指導にも力を入れています。本校を目指して入学してきた生徒に確かな学力と進路を保障するため、輪島市学習支援センター門前キャンパス(公営塾)と連携・協働して、個に応じた指導体制を整えています。

 

 今後も、皆さんのご支援に応えられる学校となるように大きな志を持って職員一同、新たな歴史を刻んで参る覚悟です。皆さんの一層のご理解とご協力をお願いいたします。

 

 

石川県立門前高等学校

校 長 畠  洋 介