日誌

1月15(水) 図書館講座

 1月15日(水)、図書館講座を実施しました。先生の読書体験を聴き、生徒の読書意欲向上に繋げることを目的として毎年実施している本講座。今年度のテーマは「活字の苦手な私と本の前向きな付き合い方」。講師は辻口先生です。

小学生時代は図書室に通い詰め、お馴染みの「かいけつゾロリ」や「ひみつシリーズ」などで育った辻口先生。中学校に上がると部活や勉強で忙殺され、図書室から足が遠のいてしまいます。そして、高校では正解を求められる読み方に疑問をもち、自由に読めないプレッシャーから活字への苦手意識がだんだんと強まってしまいました。同じ道をたどっている人は辻口先生だけではないはず。そんな辻口先生ですが、現在は読書家!マイ本棚にはお気に入りの本がズラッと並んでいるそうです。どのように読書のきっかけをつかみ、本と向き合っているのかを体験談とともにお話ししてくださいました。

 

辻口先生の本との付き合い方は次の5つ。①自分の好きに従って本を選ぶ、②言葉を知るための「聖書」とする、③形から入るときの足がかりにする、④しおりを使いたいがために読む、⑤積読を見てうっとりする。詳細が気になる人は辻口先生まで。
新しいことに挑戦してみようとする人の顔は輝いて見えます。講座終了後の生徒の表情はキラキラ。手元にある図書カードを有意義に使ってもらえたらと思います。人生に彩りを加える読書の世界への踏み出し方を教えてくださった辻口先生、ありがとうございました!


最後は質問タイム↑