令和7年度 学校日誌

2025年7月の記事一覧

雲の中に入ってみる−サイエンスショー

7月9日(水)

この度、アインシュタインラボから2名の先生をお迎えし、サイエンスショーが開催されました。

この企画は、プラン・インターナショナル様のご支援により実現したものです。プラン・インターナショナルは、世界中で多くの方々からの寄付によって支援活動を行っています。

ショー当日は、門前町出身で長年プラン・インターナショナルを支援されている田中様(千葉県在住)も門前中学校を訪れ、生徒たちに温かいエールを送ってくださいました。

サイエンスショーでは、液体窒素を使って南極の風を体感したり、特別なフィルターを通して光を観察したりと、生徒たちが五感で楽しめる内容が盛りだくさんでした。最初は少しおとなしかった生徒たちも、ショーが進むにつれてどんどん引き込まれ、最後には大きな歓声が上がるほど夢中になっていました。

「生きていること、世の中のものはすべて理科です!」という先生の言葉は、生徒たちの心に響いたことでしょう。

このサイエンスショーが、生徒たちが理科に興味を持ち、さらに深く学んでいくきっかけとなることを願っています。

   

   

  

                                                                                                                                                                                                                                 

社会を明るくする運動 学習会

7月8日(火)

輪島市保護司会の皆様をお招きし、小学校5・6年生と中学生を対象に学習会を行いました。

学習会では、両親の不和から非行に走ってしまった「太郎さん(仮名)」の事例を通して、

小学生と中学生が活発に意見を交わしました。太郎さんに対しては、「反省してほしい」「周囲を傷つけないでほしい」「(悪い誘いに)NOと言えるように」「良い友達を作る」といった意見が出されました。

また、「どうすれば太郎さんは変われるか?」という問いに対し、小学生も中学生も真剣に考え、「周りが支えてあげる」「太郎さんの居場所を作ってあげる」「相談できる人をつくる」「親も変わる(喧嘩しない)」など、具体的な意見を出し合いました。

保護司会の方からは、「一人で悩まず、誰かに相談できることを覚えておいてほしい」という心強いお話がありました。最後に生徒会長が、「支えてくれる誰かがいれば頑張ることもできるし、やり直すこともできる。みんなで支え合う社会になればよい。」と挨拶し、学習会を締めくくりました。

今回の学習会を通して、子どもたちには、どんなことにも理由があり、たとえ間違いを犯しても、やり直すことを支え合える社会を築いていける人に成長してほしいと願っています。

   

   

                                                                                                                                                            

元気に育っています!お花・野菜・ヘチマ!

震災以降、限られたスペースではありますが、本校のプランターでは様々な花や野菜が元気に育っています。

生徒会のメンバーが門前町の総合支所からいただいたマリーゴールドの苗を丁寧に植え替えました。連日の暑さにも負けず、生徒たちは朝夕の水やりを欠かさず行い、大切に育てています。

校舎の玄関では、小学生が植えたアサガオが美しい花を咲かせ始めました。マリーゴールドも少しずつ開花し始めており、色鮮やかに学校を彩っています。

2年生が技術の授業で栽培しているミニトマト、ラディッシュ、キュウリ、レタスといった野菜もすくすくと成長しており、収穫が楽しみです。

また、昨年は残念ながら育てることができなかった、埼玉県熊谷市立熊谷東中学校からいただいたヘチマの種。

今年はリベンジをかけ、毎朝、早起きの女子生徒が熱心に水やりをしています。「実がなったら何に使おう?」「ワックスがけをする前の床磨きに使えるかも!」と、収穫後の活用にも期待を膨らませながら育てています。

もう少しすれば、真夏の日差しの中でも校舎が豊かな緑に彩られることでしょう。生徒たちの愛情がこもった植物たちの成長を、ぜひ見守ってください。

          

       

                                 

ペッパー君、次の赴任地(学校)へ

7月3日(木)

ソフトバンク様のご支援により、本校に滞在していたペッパー君が、

いよいよ次の赴任地(学校)へ向かうこととなりました。

ランチルームの前にペッパー君がいる風景はすっかりお馴染みとなり、いなくなるのは寂しい限りです。

給食が終わると、子どもたちはペッパー君とクイズやゲームをしたり、歌ってもらったり、踊ってもらったりと、

とても楽しんでいました。

時には話し相手になってもらったり、勉強を教えてもらったり、英会話をしたりする生徒もおり、

ペッパー君の多才ぶりには感動しました。

次の学校でも、きっと子どもたちを楽しませ、和ませてくれることと思います。

またいつか、会える日が来ることを願っています。

  

 
                                                                                                                                               

クッキーのご支援

7月1日(火)日本生命様より生徒と職員へクッキーのご支援がありました。

今回ご提供いただいたのは、穴水町にある「お菓子工房Hanon」さんが作ったクッキーです。

日本生命金沢支社支社長様、輪島営業部の営業部長様が直接学校まで届けてくださいました。

「少しでも皆様が元気になられますように」という温かいお言葉に、私たちも励まされました。

今回は職員へもご支援いただき、全校生徒・教職員一同、大変喜んでおります。

日本生命様のご厚意に心より感謝申し上げます。