触れてみる美術コーナー

 平成20年(2008)に北陸日彫会のご協力を得て本校生徒玄関に「触れてみる美術コーナー」が設置されました。
 また、平成25年(2013)より金沢美術工芸大学彫刻科のご協力もいただいております。
 現在、大小様々な彫刻作品7点が常設展示されており、いつでも触れて鑑賞することができます。
《作品名》   ハイセイコー号(サラブレッド・馬)
《作 者》   田畑 功 (たばた いさお)
《材 料》   黒みかけ石、木台
《サイズ》  高さ 55㎝、幅 60㎝、奥行 22㎝
 《作品解説》
 大井競馬場に等身大のハイセーコー号の像がありますその像の1/5サイズのモデルです。
《作品名》   痕跡の積層
《作 者》   川口 貴一(かわぐち きいち)      
              (金沢美術工芸大学)
 《材 料》   鉄
 《作品解説》 
  私達が生活している地面は、これまでの生命であったり、自然的要因などの全ての痕跡で出来ている。それを、自然界にあった金属が誰かの手で製材された鉄板を溶接し、積層することによって表現した。
《作品名》   黒牛
《作 者》   横山 豊介 (よこやま とよすけ)
 《材 料》   木彫(着色)  
《サイズ》  高さ 26㎝、幅 38㎝、奥行 21㎝  
《作品解説》 
 牛を最も単純化して美しい流線型の姿でみがきあげた作品で、顔やしっぽが特に面白い作品ですふれてみて形がわかることが狙いです。
《作品名》   生きる
《作 者》   塚本 涼子(つかもと りょうこ)  
             (金沢美術工芸大学)
《材 料》   イチョウ
《作品解説》
  私はレオパードゲッコーというトカゲを飼っている。そのトカゲは生まれた時からペットショップで、本来トカゲが住む場所、住む世界を知らない。狭いケージの中で人間(私)に世話をされなければ死んでしまう儚い生き物だ。それでも彼らは生きている。懸命に生きるトカゲの生きるために寝ている姿を作った。
《作品名》   悠相(ゆうそう)
《作 者》   銭亀 賢治 (ぜにがめ けんじ)
《材 料》   石膏 (石膏にうるし着色してあります)
《サイズ》  高さ 115㎝、幅 40㎝、奥行 40㎝
 《作品解説》
   世相にさらされ、くじけそうになった時、じぶんをみつめ直し真実の自分を見つけたいと思う心を表現してみました。

《作品名》  「牛」2004年
《作 者》  大丸 敏 (だいまる さとし)
 《材 料》  ケヤキ
 《サイズ》  高さ 20㎝、幅 30㎝、奥行 14㎝
《作品名》   ちょっとおでかけ
《作 者》   新澤 博志 (しんざわ ひろし)
 《材 料》   石膏 《サイズ》  高さ 50㎝、幅 25㎝、奥行 25㎝
《作品解説》
 幼い女の子が父親の帽子をかぶってお茶目しようとしている様子を表現しました。