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“I want to keep smiling when I play. Smiles keep me positive.”

9月6日(月)

 東京オリンピックに続いて、8月24日から始まった東京パラリンピックが9月5日で閉会を迎えました。9月3日(金)の夜に、女子車いすテニスの決勝の中継を見ました。日本の上地結衣選手が見事決勝まで勝ち上がりました。結果は0-2のストレート負けでした。しかし、第2ゲーム2-5とリードされてから3ゲームを連取し追いつき、6-6のタイブレークにまで持ち込んだ戦い振りに、心から感動しました。

 現在3年で使用している英語の教科書に、上地結衣さんが、同じ男子車いすテニスプレーヤーの国枝慎吾さんとともに取り上げられています。教科書の中で、“I want to keep smiling when I play.  Smiles keep me positive.” と彼女は語っています。決勝戦の戦いは彼女の言葉そのものであり、そして、Her smiles make us happy. でした。

 試合後のインタビューに臨むためにカメラの前に現れた彼女は笑顔でした。しかし、インタビュアーからの質問に答えようとした瞬間、涙が溢れなかなか言葉が出てきませんでした。

 上地選手だけでなくその他の競技においても、パラアスリートの戦い振りに心揺さぶられています。私たちが想像できないほどの苦しみや困難にも負けることなく努力を続け、東京パラリンピックの舞台に立つパラアスリートのみなさんは本当に輝いている、そう実感する日々でした。