学校日誌

本との出会いを大切に。

9月8日(水)

5階1年生のフロアに、1年国語科の夏休みの課題「本との出会い」が掲示されています。夏休みに各自が読んだ本について、あらすじ・見どころ(感動ポイント・おすすめポイント)・手にとったきっかけ・感想・人物相関図などを、イラストも加えて、各自が工夫してまとめています。力作揃いで読み応え十分です。私自身、時間がなくて本も読めませんと言い訳して、最近はあまり本を読んでいないのが正直なところです。また、学生時代にもっとたくさん本を読んでおけばよかったと後悔もしています。本は、私たちに色々なことを教えてくれたり、新しい世界を見せてくれたりします。偉人や有名人も読書の世界に触れる大切さについての名言を残しています。いくつかを紹介します。

『青春の思い出といえば、ふつう友人との間の思い出だから、図書館で友人もなく孤独でした。いま、自分の十代の間に何ごとかがプラスになったかもしれないということを考えてみると、いくら考えても図書館しかない。』

司馬遼太郎

『君たち、漫画から漫画の勉強をするのはやめなさい。一流の映画を見ろ、一流の音楽を聞け、一流の芝居を見ろ、一流の本を読め。そして、それから自分の世界を作れ。』手塚治虫

『書物そのものは、君に幸福をもたらすわけではない。ただ書物は、君が君自身の中へ帰るのを助けてくれる。』

ヘルマン・ヘッセ

『宝島の海賊たちが盗んだ財宝よりも、本には多くの宝が眠っている。そして何よりも、宝を毎日味わうことができる。』ウオルト・ディズニー

『言葉が足りないのは本を読まないから。美しい言葉に触れ素敵な表現を自分の中にストックする。意思の疎通は言葉ありき。』 美輪明宏

ぜひ、紹介されている本の一冊を手にして、それをきっかけに、新たな世界に足を踏み込んでみてはどうでしょうか。