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よりよく生きる喜び

2月3日(金)

2年生のあるクラスの道徳では、教材「足袋の季節」を用いて授業を行っていました。

 『貧しい老婆から釣銭をごまかし良心の呵責に悩む主人公「私」は、後年、謝罪に訪れるが老婆はすでに亡くなっていた。「私」は、貧困と寒さに耐えきれず釣銭で足袋が買えると考えた罪と後悔を糧に、「おばあさんからもらった心」を人生に前向きに生かしてきた。』といった内容です。

授業では、「私」が釣銭をごまかしたときの場面から人間のもつ弱さや醜さを、そして「おばあさんが私にくれた心とはどんなことだろうか」という問いから、弱さを認め、その弱さに向き合いながらよりよく生きることについて考えました。安心した雰囲気の中、生徒の皆さん1人1人が、自分の本音の考えや思いを伝え、他者の考えを理解し、自分の考えを広げることができた授業でした。

 今週もあっという間でした。インフルエンザに罹患した人も見られる状況です。体調管理には十分注意して週末を過ごしてください。来週も皆さんに会えることを楽しみにしています。それでは、よい週末を!