進路のお知らせ
学部学科説明会を行いました。
9月4日(水)7限目 1年生の生徒が学部学科説明会に参加しました。
金沢大学より20学類の先生にお越しいただき、各学類の特徴や面白さについてお話しいただきました。新学期がはじまり、各ホームルームでは進路についての個別面談が始まる中での開催となりました。2年次における理系・文系クラス選択についての判断材料を得る目的で、講座に臨む生徒の様子が見られました。また、金沢大学を進学先として志望している生徒にとっては、大学の最新の研究に触れるよい機会となりました。
<生徒の感想>
・(フロンティア工学類)世の中の「飛ぶ」生き物や物体が、なぜ飛んでいるのかという疑問の原理を知りえた。何事も調べたり研究したりすることで解き明かすことができるのだと思った。
・(数物科学類)もっと長い時間講義を聞きたかった。多面体を利用したシャボン膜の実験結果が意外で面白かったです。正多面体がなぜ五種類しかないのか考えてみたいと思いました。
・(地球社会基盤学類)地震について詳しく知れた。机を叩いたらその揺れに反応していて地震計が動いていたところを実際に見る事ができた。
・(学校教育学類)ただ知識を頭に入れるのではなく、違ってもいいから自分で考えて理屈を理解することが大切だとわかった。教員の道に進むか悩んでいたが、進もうという思いが少し強くなった。
・(法学類)受講前は、法学類は弁護士や裁判官になる人のための学部だと思っていたが、民間の企業でも法務部などで活躍の場があることを知った。また、法律を暗記するだけでなく、裁判の事例などを学びこの場合はどうすればいいのか等と自分で考えなければならないことが多いとお聞きし興味深かった。
医療職インターンシップを実施しました
7月31日~8月2日に、看護師・理学療法士・作業療法士・放射線技師・臨床検査技師・薬剤師などの職業体験を、金沢市内を中心とした5つの病院で実施し、約30名の生徒が参加しました。
インターンシップに向けて、7月には事前学習会として外部講師をお招きし、「医療人として働くということ」という題で講義をしていただきました。
ここでは、現在の医療現場の在り方から、どのような資質・能力が求められているのかについて学び、インターンシップに参加するための心構えや目標を持つことができました。
インターンシップではそれぞれの病院・職種ごとに体験や見学を行い、医療現場で働く人々や患者様から様々なことを学びました。
生徒からは、
・看護師は、患者さんの食べ方や飲み込み方をよく知り、その人にあった食事を提供するということが印象的だった。
・患者を相手にしていることを忘れないでくださいと言われて、医療職はまず病気を診る以前に人を診ているんだと感じた。
・看護は裏で多くの人の支えがあってなりたっていることがよくわかった。
・仕事はネットとかで調べるよりも、実際に足を運びこの目で確かめた方が早いことがわかった。
・検査技師の仕事内容が自分が想像していたより多いことを知り、検査技師に限らず、自分が知らないだけであって一つの仕事でも幅が大きく広がっていて、より気になったものは進んで調べるようにする必要があると学んだ。
といった感想があげられました。
今後の進路や将来を考える上で、大変貴重な体験をすることができました。
ご協力いただきました病院関係者の皆様、ありがとうございました。
第17回模擬裁判選手権大会のガイダンスに参加しました。
法学や法曹界だけでなく、社会のしくみや歴史に興味のある生徒が参加しました。
日本国憲法における法からはじまり、裁判所と法の支配、刑事事件の流れ、
そして犯罪が成立するまでの流れを確認することができました。
講義と互いの意見交換をすすめていくうちに、裁判官、被疑者・被告人、検察官、弁護人の仕事について理解を深め、イメージをもって模擬裁判に向けた基本を学ぶ時間となりました。
参加者のコメント:
・何時間かかけて学ぶ内容を短時間で教えていただいた。
・もともと文系科目全般、歴史や公民が好きで参加をした。中学校で学んだ制度についても講
義で触れていて、興味深かった。
・最後に生徒同士で、「どの罪が一番重罪」か話し合う場面があったが、意見が様々に出て面
白かった。
ふるさと教育推進事業の講座を通して将来について考えを深めました。
地元の企業や官公庁の方からの課題(ミッション)について考えました。
6月5日(水)7限目に「ふるさと教育推進事業に関わる講座」が開かれ、石川県の12の企業と2つの官公庁から講師の方をお迎えしました。事前に「二水高校生に考えてほしい」課題を提示していただきましたが、様々な分野の課題に高校生としてどのように関わっていくべきか考えさせる時間となりました。
講師の先生からは、課題へのアプローチに加え、課題にあたる上での姿勢や、企業ミッション、社会人として求められていることを教えていただきました。加えて、高校生活やこれから進路選択をする上でのアドバイスを、「少し前をいく先輩」として語っていただきました。
以下、生徒の感想の一部です。
・石川県の産業の発展具合などを学んでみたいと思ったし、二水だけではなく全国の大学でどんな研究をしているのかなどを学んでみたいなと思いました。
・自分たちがその被災地に行ってなにかするだけでなくて、SNSを活用したり、能登の特産品を買ったりして、遠くからでも支援するための手段があることがわかった。
・顧客のニーズに答えるという仕事には、いかにそのニーズに早く答えるか、先読みすることができるのかということが大切になってくるんだなと思いました。
・自分だけでなく、他の人と意見を出し合いながら、出た意見を整理して行くことでより良い意見が出来上がっていくと思った。講師の方のお話を聞いて、将来への希望が高まった。
・身近な製品が、なぜそのような形をしているのか、どんな人のために作られたのかを考えてみたいです。また、今回、製品を作るためのシステムを作る会社があると知って驚いたので、世の中にどんな仕事をする会社があるのか学びたいです。
・いま見えている問題点からその問題がなぜ生じているのかなどを深堀りして本当の課題を見つけることが大切だということを学んだ。今日学んだことを将来活かしていきたい。
・受講した企業の従業員は理系が9割くらいでやっぱり文理選択は考えて選ぶべきだと改めて思いました。どちらを選んでも充実した仕事ができそうとは思いました。
・震災ゴミは様々な方法で有効活用されており、個人個人でも工夫していく必要があると分かった。石川県庁の方々は明るく、働くのが楽しそうだと思った。
・産業を発展させるための手助けをする企業があると初めて知りました。きっと他にも自分が知らない企業がたくさんあると思うので、進路選択のヒントを得るためにもどんな職業があってどうすればなれるのかを積極的に調べていきたいです。
・240万トンもの震災ゴミを処理しなければならないことを知って、自分たちが生活の中で出すゴミを少しでも減らすことで震災ゴミの処理を優先させ、復興に協力していきたいと思いました。
・目先のものよりも長い目で見て考えることが大事。またなかなか見れない製造過程などが見れて面白かったです。
・一つの企業だけで製品ができているのではなく、複数の会社がリレー形式で製品を作り上げているということがわかりました。また、繊維の会社でも、専門の人だけではないということを学びました。
・検事の仕事は大変そうなイメージしかなかったけど、やりがいがあって楽しそうだなと思った。今まで視野にいれたことのない分野だったけど興味がもてた
・自分たちが考えたことと、講師の方が考えたことは観点が似ているところもあったけど具体的にどうするか、それによって得られるメリットなど細かく考えることはしていなかったので新しい視点だと感じました。直接お話を伺うことができたのはこれからの自分にとってとてもいい経験になったなと思います。初めて知ることも多かったので新たな選択肢として自分の中に取り入れたいです。
・講師の方が数学が苦手だったが将来やりたいことがあったから理系に行ったとおっしゃっていた。私も化学が好きなのにテストの点数が悪くて理系は難しいかと思っていたが、希望がみえた。
・課題に対しての意見や考えを出すときに、自由な発想が大切な一方で、立地なども考える必要があるのだなと思った。企業のマーケティングも面白そうだなと思った。
・新聞を読むとき、書いてあることだけでなく、そこから深堀りして、自分なりの疑問や解決策を考えていきたいです。
・事前授業のつくりたい製品のアイデアを各班で考えていくときに、自分たちの班ではかなり現実的なものを考えていたが、他の班では最近の地震の問題を関連付けた商品や、画面が曲がるスマホなどの自分たちの班で出てこなかったアイデアがたくさんあり、視点を変えて自由な発想で考えることが大切だと思った。
・自動車リサイクルについてあまり知識は持っていなかったけどこの講座で自分の仕事で環境が良くなるうれしさが分かって将来そんな仕事をしたいと思いました。
5/16(木)「KUGS特別入試説明会」
2・3年生を対象に、「KUGS特別入試説明会」を開催しました。
当日は多くの生徒が参加し、進路指導課長より金沢大学KUGS特別入試を中心とする、総合型入試に関する説明がありました。
また、昨年度KUGS特別入試で金沢大学に合格した2名の卒業生を招き、
いつごろから入試の準備をしたのか、なぜKUGS特別入試を受験したのか、どのような対策をしておくべきかなどを話していただき、参加した生徒はメモを取るなどして熱心に話を聞いていました。
参加した生徒からは、
・しっかり知識を持つことが大切だとわかった。
・自分が興味があることをどれだけ強く伝えられるかが大事だと感じた。
・先輩方の体験談がとても参考になった。
・学部によって課題内容が異なると分かり、早い行動が大切だと思った。
などの感想が寄せられました。
令和6年度入試 進路状況
令和6年度入試 進路状況
令和6年度入試 進路状況(令和6年3月卒業生 大学等合格者数)を掲載しました。