学校行事・日誌

プラネタリウムで星空の学習!

 1年生402名を対象に、法島町のいしかわ子ども交流センターにおいて、プラネタリウム見学会を行いました。
 
 これは理科の科目「地学基礎」の一環として実施したもので、折角近隣に平成24年4月にリニューアルオープンした施設があることから有効利用を進める意味もあって実施したものです。
 
 1年生10クラスのうち、11月6日(水)に4クラス、13日(水)に3クラス、14日(木)に3クラスが子ども交流センターに行き、最新のデジタルシステムを採用した素晴らしい設備を案内人として、いっときの星空散歩を楽しみました。特に最終日に当たる本日は小春日和ともいうべき日ざしの中を徒歩で犀川河畔に出て、遠く医王山を見やりつつ交流センターに到着。生徒たちは早速プラネタリウムのリクライニングシートに身を沈め、解説に耳を傾けておりました。
 
 時あたかも地上400kmに浮かぶISS(国際宇宙ステーション)では日本人の若田光一さんをはじめソユーズで到着した6人がミッションを実行中であり、人間の何ともちっぽけな存在であるわが身を思いつつも、そのちっぽけな頭蓋骨の中で壮大な宇宙を想像したり、複雑で重要な仕事をすることの出来る脳の働きの不思議さを思い、多忙な日常を離れて密度の濃い45分間を過ごすことができたことは貴重な経験でした。
 
 生徒からは、「授業で使う資料集では分かりにくい面もあったが、プラネタリウムだと宇宙の広大さや恒星の三次元的な分布が驚くほどよく分かった。解説員の方の専門用語も分かりやすい説明のおかげでよく理解することが出来た。」(男子生徒)、「以前見たプラネタリウムは星座の解説が中心だったが、今回は広大な宇宙の広がりを感じさせる内容で迫力があった。」(男子生徒)、「映像や解説が新鮮で、宇宙旅行をした気分になった。」(女子生徒)、「土星のリングの構造や銀河の存在がリアリティがあり、よい勉強になった。」(女子生徒)といった感想が聞かれ、有意義な校外学習をすることができたようです。子ども交流センターのスタッフの皆さん、有り難うございました。
 
 
 <犀川河畔から医王山の起伏がよく見えました。>
 
 <交流センターに到着。「日ざしも柔らかいね。」>
 
 <入口にはプラネタリウムの看板も。「おおーっ。ここか。」>
 
 
 <番組は「いしかわから宇宙へ」。楽しみー。>