日誌

京都で学ぶ人文学 2日目

 
 2日目は京都大学へ行き、大西先生から「自分でつくる「人間学」」を題に、人間の定義とは何かを考えました。「○○なものはすべて人間だが、
○○でないものは人間ではない」、この○○にどのような言葉を入れるかを4グループに分かれ対話しました。1時間という限られた時間の中で、ファシリテーターの大学院生や大西先生に助言をいただきながら生徒達は深い対話を行うことが出来ました。4グループの発表の後、大西先生より「今日のような難しい課題に対してグループの中で答えを導き出せたのはとても素晴らしい」とお褒めの言葉をいただきました。生徒達はとても嬉しそうに今日までの活動を振り返っていたように見えました。
  

     京都大学での集合写真         京都大学時計塔資料館にて
  

   人間の定義について考え中          堂々と発表できました

 昼食は昨日宿舎にお越しいただいた金沢二水高校のOBの方と京都大学の学食に行き、その後、京都大学の中を案内していただきました。案内が終わった後は「哲学の道 散策チーム」と「京都大学についてもっと知りたいチーム」の2チームに分かれ、活動しました。「哲学の道 散策チーム」は桜が満開の中、西田幾多郎が歩いた道をのんびりと楽しく散策することが出来ました。「京都大学についてもっと知りたいチーム」はOBの方の案内で京都大学の細部まで紹介していただき、大学の大きさや研究の内容に驚いていました。

   
     「哲学の道」の前で一枚      大学を案内していただいている様子

 生徒達はこの二日間の記録、感想用紙を書き上げ、しっかりとこの2日間について振り返ることができました。参加した生徒達は皆、達成感や自身の成長を感じているようでした。