日誌

町をあげた防災訓練

10月6日(日)
能登町総合防災訓練が行われました。
能登町全体で一斉に行う避難訓練で,小木小学校には子どもだけでなく地域の方々も避難しました。


5,6年生は避難所の運営のお手伝いをし,5年生は避難者の誘導,6年生は間仕切りの設営を行い,地域の一員としての自覚を高められたのではないかと思います。














5,6年生が準備をしている間に,1~4年生までは消防車見学と放水体験をしました。普段乗ることができない消防車の中を見れるとあって子どもたちは目を輝かせていました。4~6年生は放水体験で実際に防火服を着用して放水しました。ホースの重さにびっくりしたり,自由自在に水の量を変えることができることを知って驚いていました。






町の方が主催した防災クイズでは津波や地震だけでなく,火災や落雷など様々な災害に対しての理解を深めることができました。子どもたちは楽しみながらも防災に対して意識を高めていました。


最後には小木中の生徒さんたちが各々が決めたテーマにそって学習したことを発表してくれました。エコノミー症候群を防ぐためのマッサージや風呂敷を用いたカバン作り,新聞紙で作ったコップやハンカチを使っての応急処置の仕方など,いざという時に役立つ情報をたくさん教えてくれました。








海と山に面した豊かな地域である反面,災害に対しては他の地域よりもより高いレベルでの防災意識が必要となるのが小木という町です。
子どもたちにもいつ大きな災害が起こるかわからない,そしてすぐに体が反応して行動できるように今後も防災に対して関心を持ち続けてほしいと思います。

また保護者の方々もお忙しい中,引き渡し訓練にご参加いただき本当にありがとうございました。初めての試みだったのですが,実際に重大な災害が起こった時の動きが確認でき,大変有意義なものになったと思います。