日誌

2017年2月の記事一覧

2月15日の給食

ごはん 牛乳 肉じゃが えだまめシューマイ 磯香あえ

【ひとことメモ】
強烈な風が吹き荒れ、波の花が舞う冬の石川の岩場では、
自然に岩の表面にぬるぬるとしたのりが生えてきます。
これが「岩のり」です。
おすしや、おにぎりで使う干したのりとは違って、潮で湿ってボタボタの状態になっているので、輪島では「ボタノリ」とも言われているそうです。
そんな岩のりを収穫するときは、荒れた波打ち際の岩に命綱なしでのぼるため、まさに“命がけ”です。
天候によって収穫の量もかわるため、岩のりはとても貴重な食材なのです。
今日の給食の磯香あえにはたくさんの岩のりをふんだんに使いました。
大人からは大好評だったのですが、
食べ慣れていないからか、低学年の数名は見た目からすこし抵抗があった様子でした。
岩のりは冬の奥能登の味とも言えます。
おうちでもぜひ岩のりを食卓にだして、伝統の味を守ってほしいなと思います。