こんなことがありました 子どもたちの様子 日誌

修了式

 年度末の修了式がありました。1,2学期の終業式という字ではなく、修了とはその学年の学習を修めること、学習し自分のものとしましたという意味であることを話しました。
 また、オーガスト・フォーレルという人がどのようにして蟻の研究を始めたのか、彼が
18歳の時に発見をしたいきさつについても少し触れました。その発見は、蟻は他の蟻を助けるために、自分で取った食料を与えますが、どの蟻も19分の1だけは必ず自分の命をつなぐために残すというすごい発見でした。小学校時代に蟻に興味・関心を持って、根気強く取り組んだ結果、自分が不思議だなあと思っている疑問を解決することができました。大海小学校の児童にも、自分で解決することができるように願いを込めてお話ししました。
 校長として、子どもたちに自分の気持ちを伝える最後の集会のお話にしました。今までの全校集会では、自分の興味がある動植物や自然、スポーツ、社会的なマナーやルールについて児童に話をしました。まだまだ語りたいことがたくさんありましたが、こういう機会がないと思うと何となく寂しい気がします。