こんなことがありました 子どもたちの様子 日誌

中秋の名月

 昨日は、中秋の名月でした。給食のデザートにもお月さんが入ったきれいなゼリーが出ました。(学校の給食は季節感があり、とてもいいです。)
夜6時過ぎに学校の職員室から宝達山のほうにまんまるの月が出ていました。大昔の人もこの美しい月を見て、感動していたのでしょうね。さて、旧暦8月15日の夜の月のことを「中秋の名月」と言いますよね。「十五夜お月さん」とも言いますね。
 「中秋の名月」と「仲秋の名月」の違いは何か分かりますか。、「ちゅうしゅう」とは、旧暦の秋の真ん中の時期をあらわします。昔の暦で7・8・9月を「秋」としていました。そして、7月を孟秋、8月を仲秋、9月を季秋と呼んでいました。したがって、、「旧暦8月」を表すときには、「仲秋」と書き、「仲」の文字を使います。「中秋」の文字を使うと、秋の丁度真ん中の日「旧暦8月15日」だけをさすことになります。ですから「ちゅうしゅうのめいげつ」は、旧暦8月15日に見える月のことですから、漢字では「中秋の名月」と書くのがふつうです。
言いかえれば、仲秋の月というのは、旧暦8月に見えるいろいろな月を言います。月について学校では教えてあげれないことを、話してあげれば、宇宙に対して興味が湧くかもしれません。