こんなことがありました 子どもたちの様子 日誌

鉛筆の主流はB,2Bへ

 昔は、学校入学前に鉛筆を揃えると、ほとんどの児童が1年生からHBを使っていました。ところが、最近、児童の筆圧が下がってきたことから小学校入学前にBまたは2Bを指定する学校が多くなってきました。
 ちなみに記号のHは「ハード=かたい」、Bは「ブラック=黒い」を表しています。HBとBの間にFがあります。Fは「ファーム=しっかりした」で、鉛筆の基準とされています。本当はFが可もなく不可もなくの鉛筆なのです。ある会社の規格では10Hから10Bまで22種類あるのですよ。
 大海小学校の児童もかなりの子がBや2Bを使用しています。濃く書ける鉛筆の方が気持ちがいいようです。
 鉛筆を見ていて、鉛筆の濃さより持ち方がどうも気になります。高学年では、1年生の時に教えた持ち方をしている子は50%程度になっています。小学校では漢字や計算(学習の基礎基本)がしっかりできているかが学習の1つの目安となっています。基礎基本は、漢字や計算をする前の鉛筆の持ち方から始めなければならないと感じています。