こんなことがありました 子どもたちの様子 日誌

平和を考える集会

  夏休み中の全校登校日。体育館に集まって、広島、長崎に落とされた原子爆弾と今の日本の平和について考えました。世界で唯一原子爆弾の被害にあっていながら、福島の原子力発電所の放射能に苦しめられている現在、日本人の感覚がこれで良いのか?を話しました。
 自分が10年ほど前に、鹿児島の知覧を訪れました。「知覧特攻平和記念館」では、たくさんの特攻の人が書いた文が展示されています。20歳前後の若者が家族にあてた最後の手紙は、いつ読んでも涙がこぼれます。
 妻のお腹に子どもがいるにもかかわらず征かなければならない残酷さ。わが子を見ることもなく飛行機に乗り込んで突進していかなければならない無念さを思うと・・・・。
 20歳で特攻で征く青年がこれから生きていくと思う年齢をお父さんお母さんに捧げるので長生きしてほしいと書かれた文は、読むのもつらくなります。このような人たちの命を無駄にしないよう、平和に暮らせるよう努力していきましょう。