こんなことがありました 子どもたちの様子 日誌

かほっくり植え体験

 2年生が、かほく市の特産品さつまいもの「かほっくり」を植えました。この事業は、かほく市大崎の喜綿さんが毎年3小学校の2年生を招待して、収穫するまでお世話をしてくださいます。今年も10月には大きな芋を収穫できると思います。2年生の皆さん、期待して待ってください。 
 さつまいもはメキシコあたりが原産地です。 日本へは、江戸時代初期に、中国や沖縄などから伝えられたようです。カラ(唐)が海外を意味することから「カライモ」と呼んでいるちいきもあります。「リュウキュウイモ」と呼ばれているから沖縄から、「サツマイモ」と呼ばれているから鹿児島から伝えれれたとも言われています。南の地域から伝わったことが分かりますね。
 さつまいものと言えば、青木昆陽ですね。江戸時代、青木昆陽は、サツマイモを現在の千葉県で作る事に成功しました。 サツマイモは、どんな土地でも収穫できることから当時貧困にあえいでいた農民を飢えから救った栄養価の高い食べ物でした。また、江戸時代の飢饉だけでなく、太平洋戦争時も 救荒食物として多くの人々を救ってきた日本人の命の恩人ならぬ命の食べ物だったようです。自分の母が戦争当時、サツマイモの茎も葉も食べて生きながらえたことを先日畑で話をしてくれました。