ジャパンテント 7人の留学生が来校
8月24日(金)羽咋市教育委員会生涯学習課のお世話で、ジャパンテントに参加した7人の留学生が本校にやってきました。台風20号の影響で開催が危ぶまれましたが、本校での活動は、無事予定通り行うことができました。
まず、9時過ぎに邑知中学校に到着した留学生を本校の3人のアテンダントが中心となって出迎えました。
この日の訪問では、日本の武道に触れ、実際に体験してみることで少しでも日本の文化に親しんでもらおうと弓道部、柔道部、剣道部の部員が日頃の練習の様子に英語の説明を加えながら紹介しました。その後、この日に向けて練習に取り組んだ「余喜豊穣太鼓」のメンバーが力強い太鼓演奏を披露してくれました。
弓道部では、張り詰めた空気の中、代表生徒による模範演技が披露されました。その後、留学生一人一人に部員がつき、弓の引き方を指導していました。
剣道部でも、まずは部員による迫力ある打ち込みの練習を見てもらい、その後、竹刀を手にして「面」「胴」「小手」の技を体験してもらいました。留学生は「物(この場合は竹刀)」で人を叩くことなど、経験がないことなので、遠慮気味にそーっと打っていましたがとても楽しそうでした。
柔道部では、体格差をものともせずに小柄な生徒が大きな生徒を投げるなど、趣向を凝らした練習を披露しました。その後、数人の留学生に柔道着を着てもらい実際に技の練習をしました。生徒たちは柔道着の着方や技のかけ方などを何とか伝えようと精一杯頑張っていました。
そして最後の「余喜豊穣太鼓」では、食堂に響き渡る大迫力の演奏が披露されました。演奏してくれたメンバーは、小学生の時に練習して以来久々の演奏だったそうですが、JAPAN TENTでの演奏が決まってから、猛練習をしてこの日に備えてくれました。その後、留学生の皆さんは2台の太鼓に分かれて、「オオバイ」の一部を練習しました。予定の時間になっても、なかなか太鼓の前を離れられず、気に入っていただけた様子でした。
すべての体験プログラムが終わってから、参加した部員との交流会が行われました。お互いに英語と日本語を使って、質問したり思いを伝えたりと楽しそうに交流している様子が見られました。