志賀高日誌

生徒対象の救急法講習会

 10月14日(金)第3回定期考査最終日の放課後、各部活動から選出された生徒16名が救急法講習会に参加しました。目標は「目の前で誰かが倒れたときに、見て見ぬふりをする人ではなく、その人を救うために動くことができる人になること」です。昨年度は、コロナの影響で、人形の代わりにペットボトルを使って練習しましたが、今年度は、参加者全員が人形を使って胸骨圧迫の練習をすることができました。とは言ってもコロナ禍です。コロナ禍の心肺蘇生法では人工呼吸はできません。そこで、胸骨圧迫をひたすら続ける練習にチャレンジしました。胸骨圧迫を一人で続けることの大変さを思い知った生徒たちは、胸骨圧迫ができる仲間が必要であることを実感していました。

 実施後のアンケートには、全員が「講習会の内容は理解できた」、ほとんどの生徒が「万一の場面に遭遇した場合、心肺蘇生を実施しAEDを使うことができる」と答えています。「もし目の前で倒れている人がいたら、自分ができることをしようと思った」「もし倒れている人がいたら、率先して助けたい」「目の前で人が倒れても冷静に対処できるように頑張りたい」「AEDの使い方を知ることができてよかった」等の参加生徒の声を聞くと、その素直さたくましさに感激します。

 学校の中で、あるいは外で、万が一事故に遭遇した場合、勇気を出して動くことができる志賀高生が一人でも増えるよう、今後も生徒対象の救急法講習会を継続していきます。

R4生徒対象の救急法講習会