志賀高日誌
介護職員初任者研修 修了評価試験(実技試験)
2年次後期から研修がスタートし、これまで介護の専門的知識・技術の習得を目指し、取り組んできました。震災後、十分に練習の機会をとることができませんでしたが、1月23日(火)、32H福祉コース7名が介護職員初任者研修の修了評価試験に臨みました。
生徒たちは、2分間で問題事例に取り組み、利用者の心身の状況、好み、現在の思いを読み取ることが求められます。事例をもとに、介護方法や言葉かけを考え、5分間で支援を行います。「緊張して、頭の中が真っ白になった」、「危険行為がないよう、安全面に一番気をつけた」と様々な感想がありましたが、全員が利用者の状況をイメージし、言葉かけをし、精一杯支援にあたりました。
震災を体験し、「避難所で生活していると、車いすの人や歩行が困難な人がおり、何か手助けしたいと感じた。福祉の勉強をしてきたからだと思う。」と話す生徒もおり、どの生徒も、1年半の研修で、大きく成長したことが感じられます。よく頑張りました!
実技試験・筆記試験に合格した生徒たちには、卒業の日に介護職員初任者研修修了証が授与されます。