志賀高日誌

救命講習会

 5月16日(火)、志賀消防署から5名の救急救命士をお迎えし、救命講習会を行いました。講義では、アナフィラキシーや熱中症への対応、一次救命処置等について、実際の場面を想定したご指導をいただきました。今年度は誤食によるアナフィラキシー(エピペン®を持っている)を想定したシミュレーション研修も実施しました。アナフィラキシー時の対応では、AEDや応援要請、症状に応じたショック体位などの対応、エピペン®の使用方法(エピペン®トレーナー)等を確認し、119番通報も訓練として実施させていただきました。

 救急救命士の方からは、迅速な対応が必要な症状のサインを踏まえ、すぐに連絡できる体制であること、胸骨圧迫の重要性等、貴重なご指導をいただき、改めて救急体制の重要性、全員が胸骨圧迫できる状態にしておくことの必要性を実感しました。

 万が一事故が発生した場合、傷病者の命を救うべく、その場に居合わせた職員が誰であっても迅速に対応でき、救命のバトンを救急隊員につなげることができるように、今後も一次救命処置の訓練を継続していきます。

R5_救命講習会