志賀高日誌

震災後の「志っ賀りサポート隊」活動報告

 1月25日(木)、志っ賀りサポート隊メンバー3名(32H)が、利用者宅を訪問しました。

元旦の大地震から、一人暮らしの利用者が無事であったか、どう過ごされているのか、生徒たちも心配していました。社会福祉協議会に繋いでいただき、ようやく訪問することができました。

車で向かう途中も、倒壊した家や道路の陥没が多く見られ、震災の被害について話がつきませんでした。利用者宅では、「ようこそ、にいちゃん達も元気でよかった」と笑顔で迎えられ、一安心。大きな被害が出ることなく、遠方のご家族の協力により、家の片付けも何とか落ち着いたとのことでした。

 断水し、不便な生活をされていると思いますが、それでもご近所の人と誘い合い、お風呂に行ったり、水や物資を届けてもらったり、一緒にお昼ご飯を食べたり、地域の絆がより強くなっていることを感じました。居間や玄関の掃き掃除や拭き掃除をし、利用者さんとおしゃべりを楽しみ、ほっこりして帰ってくることができました。

 震災で、生徒たちも被災し、家や学校でも不便な生活を送っていますが、地域でお互いに声を掛け合ったり、自分たちができる支援を行っています。

 これからも、お互い様の気持ちを大切にし、活動の輪を広げていきます。

R5_志っ賀りサポート隊