志賀高日誌
民生委員さんとの高齢者単独世帯見守り訪問(富来領家町地区・富来高田地区)
8月24日(木)、3年生ビジネス・福祉コースの4名が、地域の民生委員さんに同行し、高齢者単独世帯見守り訪問を実施しました。
民生委員さんの言葉かけを見学させてもらい、生徒たちも、「生活の中で困っていることはありませんか?」「日中、どんなことをして過ごしていますか?」「買い物はどうされていますか?」と質問しました。大切に育てている花壇や、折り紙の作品を見せてくださり、「好きなことをしとるのが、元気の秘訣!」と教えてくださいました。
民生委員さんの、「高齢者には『きょういく』と『きょうよう』が大事なんですよ。つまり、今日行くところと、今日の用事があることですね」という言葉が印象に残りました。「そくさい会に参加する」ことや「お花の水やり」「友だちとカラオケに行く」こと等が張り合いになり、1日を元気に過ごせるのだそうです。このような高齢者の活躍の場を増やしていきたいと感じました。
生徒たちは、地域のことをよく知り、その人にあった言葉かけをする民生委員さんの存在の大きさを実感しています。様々な専門職、地域の方々が高齢者の生活を支えていることを、体験を通して学び、自分たちにもできることがあるのではないかと考えています。
お忙しい中、一緒に活動し、生徒たちに気付きを与えてくださった民生委員さん、本当にありがとうございました。