志賀高日誌
認知症サポーターステップアップ講座
3月14日(月)、認知症サポーターステップアップ講座を実施し、生徒、教員、卒業生27名が参加しました。この講座は、認知症サポーター養成講座を受講し、認知症サポーターとなった生徒・教員が、認知症に対する理解・接し方をより深め、認知症の方やその家族を地域で実際に支えていくためのスキルを学ぶものです。
講座では、志賀町地域包括支援センターの保健師、小谷内美香氏から、認知症の基礎知識を学ぶ○×クイズや、認知症予防のための体操も交え、楽しく、認知症について教えていただきました。「病気になったからといって、いきなりすべてが分からなくなるわけではなく、診断後何年たっても、分かること、できることはたくさんある」という当事者の声を聴き、本人のできることを活かし、社会参加を支援していくことの大切さを実感しました。生徒たちからは、「認知症の予防方法があることを知り、すぐに祖母に伝えたいと思った」「認知症の症状に対して、無理に助けたり、怒ったりせず、変わらず側で寄り添い続ける姿勢が大切」と、感想があがっていました。
この講座を受講した生徒・教員は、チームオレンジとして活動することができます。集いの場への参加や見守り活動等、できることから、楽しく参加させていただきたいと思います。