修学旅行3、4日目
小樽運河にて 小樽の町を散策
各自、昼食を取った後、札幌テレビ塔前に集合し、午後のクラス別研修に向かいました。
普通コースは、アイヌ文化の学習のために「サッポロピリカコタン」、芸術コースは著名な彫刻家、イサム・ノグチが手がけた「モレエ沼公園」で研修を行いました。「サッポロピリカコタン」では、アイヌ語やアイヌの生活、古来から伝わる伝統民謡や踊りを学習しました。一方、「モレエ沼公園」はイサム・ノグチさんが全体を一つの彫刻作品にするというコンセプトで造成された公園で、自然とアートが融合した美しい景観に、生徒は歓声を上げていました。
アイヌの踊りを見学し、体験する生徒たち
モエレ沼公園の自然とアートを楽しむ生徒たち
その後、早めの夕食をとり(石狩鍋でした)、劇団四季公演を鑑賞するため、再び、札幌中心部へ向かいました。計画段階では、芸術コースのみの鑑賞でしたが、どうせなら普通コースの生徒にも鑑賞してもらおうと、全員で劇団四季を鑑賞することになりました。公演は「リトルマーメイド」で、舞台装置や演出、出演者の演技に衣装など、生徒たちは劇の素晴らしさにあっという間に引き込まれました。最後は、みんなでスタンディングオーベーション。素晴らしい演出に、涙を流す生徒もいました。ホテルへ着いたのは、午後10時を過ぎ。朝からぎっしり詰まった1日でしたが、とても充実した一日でした。
修学旅行4日目、最終日。
台風の影響もあり、朝からあいにくの雨でした。今日は、大倉山展望台を見学後、千歳空港へ向かい、各自、空港で昼食をとった後、小松へ向かう日程です。
大倉山展望台では雨でリフトに乗れないためジャンプ台へは登れずに、札幌オリンピックミュージアムを見学しました。冬季オリンピックの歴史や体験施設があり、生徒たちはスキージャンプやボブスレー滑走、アイスホッケーゴールキーパー体験などを楽しそうに体験していました。
展示物を見学 スキージャンプ体験
スピ-ドスケートトレーニング ボブスレー体験
北海道で最後の日程も終わり、4日間お世話になったバスガイドさんともお別れをし、千歳空港へ。当日は、心配していた台風の影響で、条件付きの小松空港までのフライト(状況によっては羽田へかも)でしが、無事小松に降り立つことができました。生徒からは、「もっと北海道にいたい」「とても楽しかった」という声か聞こえました。この修学旅行をいい思い出として、明日から学習に、部活動に活躍してもらいたいと思います。
最後に、保護者の皆様、お世話になった関係各位に感謝とお礼を申し上げます。ありがとうございました。
小松空港での解団式