石川県立金沢辰巳丘高等学校(いしかわけんりつ かなざわたつみがおか こうとうがっこう)は、1986(昭和61)年に開校した全日制普通科の高等学校です。「普通コース」と、県立学校としては県内唯一の「芸術コース」(音楽専攻・美術専攻)があり、1学年3クラス中(2025年現在)、2クラスが普通コース、1クラスが芸術コースです。
学校名は、校舎が立地する舘山丘陵が金沢市の中心から「辰巳」(南東)の方角にあり、この地域には金沢城につながる「辰巳用水」があることに因んでいます。
周囲を豊かな自然に囲まれており、敷地内にはリンゴの木があります(秋には収穫もできます)。校内のいたるところに美術専攻生などが制作した絵画や彫刻が飾られ、音楽棟のレッスン室からは、声楽やヴァイオリン、ピアノなどを練習する音が漏れ聞こえてきます。また、教室棟の最も高い部分は鐘楼となっており、オランダ製のカリヨン(鐘)が1日4回、澄んだ音色を響かせています。
自然と芸術にあふれた、素敵な学校です。
※本校の様子について知りたい方は、当ホームページやパンフレットのほか、公式YouTubeチャンネルの動画もご覧ください。