PTA活動

第68回全国高等学校PTA連合会大会 佐賀大会に参加

大会前日の日曜日に福岡へ入った後、視察のため太宰府天満宮へ向かいました。

太宰府天満宮では生徒の学業成就、今後の活躍について祈願し、隣接している九州国立博物館を見学しました。展示内容のすばらしさに加え、博物館の建物自体も周りの自然と調和したものでした。

翌日の大会1日目の会場は、佐賀市文化会館です。今大会は、佐賀市、鳥栖市、唐津市、嬉野市に分散して行われ、一堂に会しての全体会は無く、メイン会場での開会式や基調講演の模様をライブ配信によりサテライト会場で参観し、アトラクション、分科会、記念講演を分散会場ごとで実施するスタイルのものでした。少し臨場感に欠けるような気がしましたが、移動による時間のロスが少なかったので良かったと思います。開会式前のアトラクションでは、地元高校の吹奏楽部演奏を鑑賞しましたが、とてもレベルが高く、演奏だけでなく生徒の発言内容や姿勢がしっかりしていました。開会式後の基調講演(ライブ配信)ではラジオDJであり、脳感情学者の肩書きも持ち、NHK教育テレビ等にも出演している山本シュウさんが、とてもおもしろおかしく昭和生まれの大人たちに対して子どもと接する上でのノウハウを話されました。PDCAサイクルと言えば難しく感じますが、少し意識し、気楽な姿勢で習慣化させることがこれからの世の中を生き抜く上で必要な土台となると感じました。午後からの分科会では、地元高校演劇部による主権者教育を題材とした劇やそれを通してのパネルディスカッションに参加しましたが、とても劇がすばらしく、拍手が鳴り止まないくらいでした。主権者教育については、選挙に行くことに重点が置かれる傾向があるとのパネラーからの意見があり、注意が必要だと思いました。

大会2日目は、佐賀県総合体育館(メイン会場)で記念講演を聴きました。講師は学生時代を佐賀で過ごしたタニタの現社長でした。会社として単に利益を生むだけではなく社会に対してどんな貢献ができるのかを考えることで、とても働きがいのある職場環境を作ることができたという話はとても説得力がありました。また、やろうとしていることに対して協賛者を募る工夫も必要不可欠であり、今後は情報の上手な活用がますます見込まれると思いました。この2日間で得た情報を今後のPTA活動に生かしていきたいと思います。


太宰府天満宮


九州国立博物館


地元高校生によるアトラクション


開会式(ライブ配信)




山本シュウ(レモン)さん講演


昼食時の はなわ さんのトーク


分科会


分科会(地元高校生の演劇)


地元高校生によるアトラクション




記念講演(TANITA社長)