活動の様子

韓国大德中との国際交流(番外編)~大切にしたいもの~

寺井中と大德中の交流は、さかのぼること1993年(今から31年前)から途切れることなく続いてきた交流です。

この間、生徒・保護者、教職員、旧寺井町(能美市)など、実にたくさんの人々がこの交流に参加してきました。

その時々には、さまざまな社会情勢や国際関係などのため、この交流の開催が危ぶまれた時もあったそうです。

しかし、その時々の両校関係者が知恵を出し合い、多くの人の思いと支援の中で、今日までこうして交流が続けられてきました。

ここ数年のコロナ禍の世界状況の中でも、みなさんの先輩達がオンラインで交流を続けてきました。さまざまな企画を計画し、オンラインでも互いの絆を深めてくることができました。残念ながら対面の夢は叶わなかったですが、しっかり交流のバトンをつなげてくれてきたのです。

こうした地道な交流が続けられてきたからこそ、今年5年ぶりの対面交流が無事成功できたのだと感じます。

今回、参加した生徒のみなさんは、今回楽しかったことや感動したこと、学んだことを、今度は自分たちが次につないでいって欲しいと願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

校長室前の廊下には、これまで30年にわたり両校が交流した際に毎年撮影してきた記念写真が飾られています。

早速、その中に2024年交流の写真が加わりました。

それ以外にもこれまでの交流の記録や記念品、この数年間のオンライン交流のやりとりなどが、校内に保管展示されています。前庭には交流10年ごとに記念植樹された白木蓮(大德中のある韓国大田市の市花)があります。

 

 

 

 

 

 

この歴史ある交流に参加した生徒のみなさん、協力いただいたホストファミリー家族のみなさん、準備・企画運営に携わった国際交流委員担当をはじめとした先生方、思い出に残る素晴らしい交流となりました。

本当にありがとうございました。