活動の様子

1年生調理実習 郷土食 押しずしづくり

1年生が家庭科授業の取り組みとして、「押しずし」づくりに挑戦しています。

「押しずし」は、南加賀地方の家々で祭りの時につくられる郷土食です。笹の葉や柿の葉を使ってつくられるふるさとの味です。食べたことがある人も多いと思います。

今回、加賀おしずし研究会の中村さんを講師に招き、クラス毎に調理実習を通して「押しずし」づくりに取り組みます。中村さんはじめ、研究会のみなさま、支援として地域ボランティアのみなさまにも多数協力をいただきました。

 

 

 

 

 

 

まずはすし飯をつくり、小さめのおにぎりをつくっていきます。

笹の葉や柿の葉の上に具となる鮭、油揚などを敷き、その上に作ったおにぎりを置きます。

おにぎりの上には桜えびや黒ごま、紺のりをトッピングします。

それぞれに具材を選び、トッピングもそれぞれでみんな楽しそうでした。

 

 

 

 

 

 

トッピングされたおすしは、ラップを敷いた箱の中にキレイに並べられ、重しをのせてしばらく押します。

通常は一晩以上押すそうですが、今日は10~20分程度押しました。

みんなどんな仕上がりになるかドキドキです。

 

 

 

 

 

 

いよいよ重しを外して、おそるおそるフタを開けてみると、、

 

 

 

 

 

 

美しくならんだ、とても美味しそうな押しずしが完成していました!!

 

 

 

 

 

 

自分たちで協力して作った郷土の味。とてもおいしくいただきました!!

「おいしい!!」という笑顔がいっぱいでした。

今後、順次各クラスで取り組んでいきます。

 

今回、押しずしを初めて作って食べたという生徒もたくさんいました。自分たちの地域に伝わる郷土の味に、このような機会を通して触れることができるのも、加賀押しずし研究会のみなさまはじめ、たくさんの地域ボランティアのみなさまのご協力があってこそです。

「地域の子どもたちが地域のみなさんの力で、地域の中で学び育っていく」

改めて、子どもたちが地域に支えられ育てられている、ということを実感する機会となりました。

いつも地域ボランティアと学校をつないでいただいている学校運営協議会はじめ、関係のみなさま、本当にありがとうございます。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。