校長室より

違いを力に

2学期の放送による始業式の際に話した内容です。

一人一人の個性が輝く、カラフルな東和中学校を目指します!

 

おはようございます。夏休みはどうでしたか。また、久しぶりの学校はどうですか。

1学期の終業式に、夏休みは新しいことに挑戦してほしいと話ましたが、何かに挑戦できましたか。1学期の終わりと少し違う自分を感じることができたなら、充実した夏を過ごせた証です。私も挑戦しようとしたことがありましたが、残念ながら途中で止まってしまいました。しかし、今のパナソニックという会社をつくった松下幸之助という方が次のように言っています。「こけたら立ちなはれ」 うまくいかなくても、また立ち上がって挑戦すればいいんです。人生は長い。私もまだまだ挑戦します。

 2学期が始まりました。2学期は、体育祭や文化祭など、生徒が主体となって活躍する行事が企画されています。自律・共生・貢献というキーワードを意識し、自分にできること、みんなのためにできることを、しっかり考え実行してほしいと思います。

今、パラリンピックが開催されていますが、それを見て思うのは、選手一人一人が抱えている困難さを、一つの個性として認識し、逆に力に変えています。よく多様性といわれますが、一人一人違うことが大きなパワーを生み出しているように思います。パラリンピアンでなくとも、東和中の生徒も先生も、一人一人個性があり違いがあります。それをお互いが認め合い、それを生かし、みんなが居心地がよく、みんなが楽しく思えるようなな学校を創っていきましょう。

さて、新型コロナウイルスの感染が広がり、身近に迫っていることを感じます。毎日、県内でも多くの感染者の発表があります。2学期が始まっても、決して気持ちを緩めることなく、感染症対策を徹底していかなければなりません。部活動中止など、制限された学校生活となりますが、元気いっぱい笑顔で頑張っていきましょう。