東和中学校より

全校登校日で全国・北信越大会激励会、平和集会を行いました

 今年は8月3日に全校登校日を行いました。第一部として全国大会、北信越大会出場選手の激励会を行いました。本校でこれだけ多くの種目と選手を送り出すことは希です。選手の皆さんは、「北信越大会は石川県開催と言う地の利を強みにして、また、全国大会は初めてでる選手ばかりなので、先に落ち着いた方が有利にる。平常心で最高の力を発揮してほしい。」と話しました。
 第二部では、全校平和集会を開きました。はじめに、3年代議員で構成する実行委員会から、修学旅行の広島で見聞きし感じたことを、生徒の感想文も交えながら、スライドを使い、原爆の被害の大きさ、平和の尊さ全校生徒に訴えかけました。
 続いて、中学2年生の時に終戦を迎えた幸坂頼嗣(元校長)様を講師にお招きし、「戦前、戦中、戦後、私の見たもの感じたもの」の内容で、ここ加賀市の戦前、戦中、戦後をお話しして頂きました。加賀市でも、生徒の祖父母や曾祖父母の皆さんが若かりし頃、戦争のために学校へも行けず軍事工場で働いたことや、空襲警報で防空壕に逃げ込んだこと、福井、富山に大規模な空襲があり空が真っ赤に染まったこと、B29が上空を通る度に、爆弾の恐怖にさらされたことなど、子ども達に熱くお話し下さいました。