日誌

創立40周年

10月9日
創立40周年記念式典

四十年前に、旧鳥越村唯一の小学校となった本校は、地域の皆様の愛情を一心に受けて、支えられてまいりました。

子どもたちの素直で健やかに育つ姿は、四十年前も今も変わりません。人生の基礎となる段階で学ぶ鳥越の様々な「伝統」は、子どもたちが未来を切り拓くたくましい生き方につながっていると私は思っております。

そういった地域に支えられて、職員は保護者と心を一つに、子どもたちが、立派に育ってほしい、という願いで、一日一日を大切に送ってまいりました。

そして、この鳥越小学校という「学びの場」で、日々積み上げられた教育の実践は、第一期生以来、千五百三名となる卒業生の一人一人の中に確固として存在し、さらに光をまして輝いているような、そんなふうに感じてなりません。

「全校児童の皆さん」、四十周年ということで、一つだけ知ってほしいことがあります。それは、「この鳥越小学校に通う子ども、一人一人は、鳥越の一番の宝」であること、「四十年間ずっといつの日も愛され、守られ続けられてきた」、ということであります。

そして、みなさんが、大切にされたように、みなさんもこの鳥越という地域を「かけがえのないふる里」として、また、鳥越小学校を自分の母校としていつまでも大切に思いつづけてほしい、ということであります。

さて、終わりになりましたが、この創立四十周年記念事業に向けて、川崎実行委員長をはじめとする実行委員の皆様には、お忙しい中、献身的にご準備していただきました。

また、今日ここに元気に登校できる子どもたちは、鳥越交通安全協会をはじめとする地域の皆様方に、雨の日も風の日も児童を見守っていただいておりますことに、感謝の気持ちでいっぱいであります。

私ども教職員は、鳥越地区のすべてのご期待に応えるべく、子どもたち一人一人の命が輝き、「生きる力」がみなぎる学校に一丸となって取り組んでまいります