校区の概要

 本地区は、石川県のやや南部、白山の北麓地帯に位置し、散在して立地する大小の集落により構成されている。地区の中央部には、大日山を源流とする大日川が流れ、東部は北流する手取川をはさんで北より鶴来地区、河内地区、吉野谷地区と接し、南東部には尾口地区、南西部から西部にかけて小松市に、北西部に能美市辰口地区にそれぞれ接し、地形的には南北に伸びる帯状地形になっている。
 県庁所在地である金沢市との距離は約25kmで、比較的近距離にあり、社会的、経済的諸活動の中心は金沢市といえる。また、小松市の中心地からは、17kmの距離にあり、通学・通勤圏としてのつながりが強くなりつつある。
 産業など経済面においては、総面積の約83%が山林で、農耕地は約6.4%である。気候的には、県内では多雨多雪地帯であり、年間降水量は約2,800㎜、最深積雪量は年平均168㎝となっている。
 昭和30年頃は人口5,600人、戸数1,000戸以上を数えたが、現在では、人口約2,675人、世帯数948 戸となっている。(平成27年12月)又、高齢化率(総人口にしめる65歳以上の割合)は、37.0%である。(平成27年12月)
 かつては純農村風で、米・煙草等の農産物、杉の植林製炭等で生活を支えてきたが、日本経済の発展と軌を一にした道路整備による通勤・商圏の拡大、流通形態の変化、通信網の整備による情報格差の解消等により、雇用形態が大きく変わってきている。
 このような雇用形態の変化は、消費生活にも大きな影響を与え、鳥越地区全体が金沢圏の一部に組み込まれるような状況になっている。都市化の進展とともにかつての住民の共同体意識は薄らぎがちであるが、その維持を図るための社会教育的諸方策が講じられている。
 このように、人情豊かな面は受け継がれ、農地の基盤整備による農業の近代化、下水道整備、新しい産業への取り組み、鳥越城址の整備等自然と歴史を生かした政策が進められている。一方、地方自治の再編による平成17年の市町村合併によって、学校教育や社会教育の体制も大きく変わってきている。
学級編制
 R6年度  児童数  
学級
学級数

第1学年 

5 6 11 1

第2学年

3 7 10 1

第3学年

2 9 11 1
第4学年 5

3

9 1

第5学年

6 9 15 1

第6学年

2 6 8 1

なかよし1

0 1 1
 山ぼうし  1  1  0  1
         

(合計)

25 40 65  
校区地図
校区地図